ここ数週間の間に、機動戦士ガンダム、Zガンダム、逆襲のシャア、そして今、オリジンを観ている。復習のつもりもあったが、初代ガンダムを観てるうちに、やっぱりドツボにハマってしまった(笑)
やはりな、、と思った。途中で観るのを止めるなどと、どうして出来よう?
ところで、昨日、オリジンを観ながら思った事がある、それはシャアの性格。そのシャアの性格の悪さと冷たさに気が付いていない人は多いと、私は思った。
そのシャアの性格の悪さと冷たさに加え、その残虐性も凄まじいと思った。
ただ、シャアのその性格の悪さなどは、遡って家族との関係、その生い立ちを見れば頷けるものがある。
まず、父親の存在。シャア(以下キャスバル)の父親のジオンにはいきなり言うのも何であるが、妾がいた。愛人である。キャスバルはその愛人が生んだ子である。
出生からしてもうすでにヤバい状態である(震)
キャスバルの父親はその妻を愛していなかった。いや、最初は愛していたのかも知れない、そこはよく分からない。残念な事にジオンの正妻、ローゼルシアには子がいなかった。
それが結婚生活に破綻をきたしたかどうかは分からないが、もしジオンがローゼルシアを一人の妻として愛していたのなら、ジオンはキャスバルの母、アストライアとたとえ出会っていたとしても、男と女の関係にはならなかったはずである。もちろんキャスバルは生まれていなかった事になる。
ここでジオンとアストライアの、どちらが倫理的に悪かったかの是非を問うつもりはないが、しかしながらそうした背景が、キャスバルの性格、思考に多大な影響を及ぼした事は事実であると言えるのではなかろうか?
あろうことか、ジオンの浮気はそこで終わらなかった。愛人のアストライアに今度は女の子が生まれた。キャスバルの妹、アルテイシアである。
ここにジオンの2重生活が確立した。
キャスバルの歪んだ価値観は父親ジオンの歪んだ価値観と一致する。いや、母親アストライアの歪んだ倫理観も、それに拍車を掛けたと言えるだろう。
一見、幸せそうに見えるその家庭は、ジオンの正妻、ローゼルシアの犠牲の上に成り立っていたのは明白である。
正妻、ローゼルシアの苦しみと哀しみ、そして怒りは物語ではそれほど大きく取り上げられてはいない。
ローゼルシアがジオンの愛人が生んだ子、キャスバルとアルテイシアをも憎んでいた事は、物語の中で垣間見れる。
当たり前である。一体どこの誰が、夫の愛人が生んだ子を愛せるだろうか?
そしてジオンの愛人アストライアが生んだアルテイシアも、父親の正妻の存在を嫌っていた、これは母親のアストライアのせいである。キャスバルについて言えば、その描写が無いので分からないが、好いていたとは到底思えないところである。
健康な思考を得られなかったキャスバルは不幸である。
そのキャスバルの不幸な生い立ちは、その後の彼の人生と、また彼と出会う人達にどう反映して行くのか、必見である。
注:画像は全てお借りしています。ご了承下さい。










