2回観ました。

1回目は2階B席、2回目は1階S席。


えーっと、期待しすぎたのか大絶賛というわけにはいきませんでした。

大絶賛じゃなきゃイヤッ!という方は、これ以上読まずに回れ右でお願いします。


ちなみに私は月組版は観ていませんが、東宝版を1回観ています。






「宝塚は健全で綺麗だな」というのが初見の感想でした。

良くも悪くも…


ショーアップされた各シーンのパフォーマンスは、さすが実力派が揃った今の星組、歌は上手いし身体能力は高いし迫力もありました。


が、農民の土臭さとか、娼婦の悲哀とか、革命を起こすにいたるほどの悲壮な貧しさは感じられなかったんですよね。

皆さんスタイルいい美男美女ばかりだし、衣装はカラフルでキレイだし。


そういや、大昔に平成ベルばらを観た時に同じようなこと思いましたね。

オスカル様に「食べるものが無いの」と訴えるディアンヌの服がキレイ過ぎて😅


時代は少し後になりますが、同じく貧困にあえぐパリ、ブルジョア階級の青年たちが起こす革命(この場合は失敗に終わりますが)などを描いた「レ・ミゼラブル」が大好きなもので…

そして、そのレミゼになんとなく似たシーンがあるもので…

余計に“タカラヅカ”の健全さ、美しさに違和感を持ってしまいました。


でも、観終わってから気付きました。

これはロンドン製のミュージカルじゃなくて、フランス製のスペクタキュラーだったわ、と。

フランス人にとっては(ヅカファンにとってもw)誰もが知ってる史実を、歴史的有名人ではなく“無名の青年”を主人公にして描いたエンターテインメント作品なんですよね。

だからこそ、宝塚で上演出来るということでもある。レミゼは泥臭すぎて宝塚じゃ絶対に無理だし😅


てなわけで、2回目は「芝居じゃなくてショーに近いもの」と思いながら観ました。

唐突に始まるナンバーも、ショー作品と思えばそれぞれに楽しめました。

あと、1階席から観ると大聖堂のセットがめちゃくちゃ綺麗だったのが印象に残りました。



次はまた2階席の予定です。

2階からだと下級生を見つけやすいので、最近気になる碧音斗和くんをオペラで追っかけながら楽しみたいと思いますw



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なんのダジャレかと思ったら「バスティーユ襲撃」なのねw