大劇場に引き続き、東京でも新公を観ることが出来ました。
東西両方で新公を観るのは初めてでしたが、やはり新人公演は重要だなとしみじみ思いました。
本当に全員が成長している!
そのことに感動しました。
まず、幕開きすぐの是則めいめいちゃん(涼宮蘭奈)の台詞回しが大劇場より格段に良くなっていてびっくり。
道真きどくん(七城雅)は歌うときの瞬きの多さがずっと気になってましたが、伏し目にしたりキッと睨んだりと大きな目を効かせるようになっていました。強いライトにも慣れてきたかな?
昭姫みかこちゃん(羽音みか)や業平わかさま(一輝翔琉)は、緊張の中にも余裕…というか自分らしさを出せるようになっていたと思います。
常行れおくん(遥稀れお)は、大劇場では自分の台詞を言うことに一生懸命でキャッチボールが出来てなかったけれど、改善されてました。さらに頑張って!
あやっつぃ(彩路ゆりか)良房、るおりあ(瑠皇りあ)基経、おはねちゃん(きよら羽龍)高子の場面は、新公とは思えない空気感。
この3人の芝居をもっと観たい!という気持ちが湧きました。
大劇場ではそれほど印象に残らなかったけど、東京でこれは!と思ったのは、是善役のみおくん(澪あゆと)。
ビシッと場面を締める発声ができる…これから注目して観ていきたい人を発見です。
それにしても、月組は本当に下級生からして芝居が好きなんだな、と可笑しくなるくらい上手かった。
もちろん本役の凄さもあらためて感じました。本役は芝居が上手いうえに、それを効果的に魅せる技術があるんですよね。
下級生にはそういうポイントをどんどん吸収していって欲しいです。
これからの月組も楽しみだーーー!
今回、友人が友会で当たって一緒に連れて行ってもらったのですが、1階上手ブロックの真ん中あたりの席でした。
客席に上級生たちが入ってくるのを見ながら、舞台以外のれいこちゃん(月城かなと)を見るのは御園座のお茶会以来か……としみじみ。
早く以前のようなファン活動ができるようになれば良いなぁ〜