先に本公演を観るはずだったんですが、公演中止になってしまったので新公が初見。
作品（脚本演出など）については、本公演を観た後に書くことにして、新公キャストの感想を。
まず一番に書きたいのは、物乞い役の鳳真斗愛さん。すばらしかった！
誰かわからんくらいの特殊メイクでしたが、それが無くても冒頭に出てきた時の存在感たるや。
芝居も歌も上手くて…いやぁ、もうこういう役者タイプ大好きだわ！
私、星組の下級生についてまだ詳しくないので、本公演でちゃんと認識できるようになりたいです。
主演のカノンくん（天飛華音）は、声を潰しちゃってたのかな？
そのせいか、歌が苦しそうなところもあったけど、それ以外は本当に安定感があって上手かった。
ご挨拶も立派でしたね。
台詞回しがまこっちゃん（礼真琴）そっくりー！と思いました。まだ本公演観てないけど😅
まこっちゃんファンの友人にそう言ったら「完コピだった」とのこと。実力派のまこっちゃんをコピー出来るだけで凄いこと。
これで新公卒業なので、今後はカノンくん独自のカラーを探す段階ですね。楽しみです。
ヒロインのひよちゃん（藍羽ひより）はまだ研2なのね。きれいな声としっかりとした芝居が印象に残りました。歌も上手。
扱いが難しそうな衣装もきれいに捌いていたしヒロイン度が高い！
あやねちゃん（桜乃彩音）を思い出すような大人っぽい顔立ちなので、2階席からだとちょっと老けて見える場面もありました（市場のシーンなど）
肌の地色が白過ぎたのかも？これからメイクテクが上がるのを期待してます。
大希颯くんがめっちゃ良かったなぁ。
あの衣装に負けない、骨太で華やかなスターオーラを感じました。
荒々しくて怖い面もあるけど、情も深くて、部下に慕われるリーダーっぷりが良く出ていましたね。
稀惺かずとくんは、衣装が地味めなのと小柄なせいか、今回はあまり印象に残りませんでした。
上手いんだけどね。
他に目についたのは、出番は少ないけどひときわ可愛かった詩ちづるちゃんと、めっちゃ好みの顔立ちの碧音斗和くんです←夏希さんに似てたw
新公は人数不足なので、娘役さんが髭をつけて頑張ってたりするのが微笑ましかったです。
不思議なもので、男役さんは若手でも意外と髭が似合うのに、娘役さんは上級生でも髭が不自然なんですよね😆
主役ふたりのデュエットシーンで、周りで踊る紫の花の娘役さんたちが、舞台端の暗がりの子まで皆さん笑顔だったのにすごく心を打たれました。
「ああ、宝塚だなぁ」と思って幸せな気持ちになりました。
隅々まで一生懸命なのが、タカラジェンヌの美しさだと思います、うん。
それが出来ない人は辞めて、芸能界で頑張ってください。昔から、芸能界行きの入り口に歌劇団を通過した人はいましたからね。音校だけで初舞台踏まずに芸能界行った方もいますし。
ただし宝塚をネタに使うのはお下品だと思いますけどね。
（TVで何か見た）
本公演が千秋楽まで無事に公演できますように！
私も元気に観られますように！
