元日から夏希さん出演の舞台を観てきました。
夏希さん以外の出演者は、歌舞伎界の尾上菊之丞さん尾上右近さん。日本舞踊家の皆さん、島根の伝統芸能・石見神楽の方々。
ヴァイオリニストの川井郁子さん。
舞台の上手(客席から見て右側)には和楽器…私から見える範囲で、笙、横笛、銅鑼、太鼓、拍子木。
下手(左側)にはピアノ、コントラバス、バンドネオン。
2部冒頭には大きな和太鼓の演奏もあり。
異種格闘技感がすごいwww
日本創成期の神話。
夏希さんは二役、イザナミとイワナガヒメ。
奈良時代あたり?の唐風の衣装は、平安装束とも現代の着物ともまた違った趣があって素敵でした。
が、闇落ちしたイワナガヒメの時にドレスで踊るのを観て、やっぱり夏希さんは洋装の方が似合うなぁ~と思いました。
舞台上で右近さんがスサノオの隈取り化粧をするのも興味深く拝見しましたし、重たそうな衣装を数人がかりで着付けていくのがプロの技で迫力がありました。
話のメインは、闇落ちしたイワナガヒメの化身であるヤマタノヲロチを、スサノオが退治してその魂を救うというもの。
そんなに難しい話ではありませんでしたが、夏希さんのファンは宝塚作品「スサノオ」で基礎知識があるので、別の角度から楽しめましたね。
イワナガヒメ=女性版アオセトナ様!だもん😆
にしても、黄泉の国のイザナミに会いに行ったくせにビビって逃げ帰るイザナキとか、姉妹を娶ったのに美醜で姉を蔑ろにするニニギノミコトとか…
ギリシア神話も大概だけど、日本の神話も勝手なヤツ(←神様に対して不遜?)が多くてオイオイと思わずにはいられませんでした😅