夏希さん出演の「音楽朗読劇 大好きなお母さんへ ー冷蔵庫のうえの人生ー」を観に行きました。

2年前にも上演されたのですが、コロナ禍が始まって日が浅く、しかも関西のみの公演。
東京23区内どころか近隣3区からも出ないような生活をしていた私は、ビビって観に行けませんでした。

“音楽”朗読劇とあるように、ピアノ演奏もあり歌もあり、役者ふたりの動きもある演出で、想像以上に見応えがありました。

この「冷蔵庫のうえの人生」はタイトルの違う色々なバージョンがあり、OGでは夏希さん以外に一路真輝さん、彩吹真央さん、愛加あゆさん、花乃まりあさんなども参加されています。
もとの脚本は同じながら、演者や演出家によって台本(冊子ではなく1枚ずつの用紙の束)も違うそうです。
他のバージョンがどんな感じだったのか気になります。

夏希さんは、お芝居も歌もすごく上手かったです←ナニ目線
だって宝塚卒業した頃には、こんな“お母さん”役が似合うようになるとは考えられなかったもん(笑)
お相手の土井さんも上手でしたし、ふたりの顔立ちスタイルのせいもあって、カタカナ名の母娘が違和感無かったです。


(以下ちょっとネタバレあります)



ストーリーとしては、私自身はあまり共感しにくかったかな。
母娘の関係が、私のリアルと違いすぎた。

実母はこの作品のお母さんのようにしっかり者じゃないし。
どちらかと言えば母より私の方が病弱で死を意識していたし。
私は反抗期が無かった(病弱だったので反抗して親に見捨てられたら死ぬと感じてた)し。
恋愛にも疎かったし😅

ゆえに、病気の母を置いて彼氏と出かけるような娘には共感できず。
そして私自身には子供がいないので母親の気持ちも良くわからない。

娘が先に死ぬ、とかじゃなくて良かったなぁ…
娘が物心つかない幼い頃に死ぬ、とかじゃなくて良かったなぁ…
なんて思ってしまった(薄情?)


あとは、ずっと製薬会社で働いていてホルモン系のがんの薬も扱っていたので、自己検診の啓蒙冊子とか、親が乳がんになった子供向けの説明冊子とか、ピンクリボン運動とかを思い出したりしました。

女性の皆さん、年に一度の乳がん検診しましょうね!


良い劇場でしたが、やはり多摩は遠い🤣🤣🤣



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