観終わってまず思ったのは「面白かった!」です。
出演者は8人の女性のみ、それも宝塚OGのみ、しかもトップスターとトップ娘役のみ。
そのキャスティングが上手く効いていました。
どの役が主役ということもない、全員がきちんと個性を出して芝居を回さないと成り立たない作品。
さすが大舞台で主役を張ってきた人たちですから、どの人もしっかりと役割をこなしていました。互いに押し負けないし、でも悪目立ちもしない絶妙さ。
さらに、やっぱり同じ釜の飯を食ってきたからか(笑)芝居の香りが似ているというか、個性はありつつまとまりも感じました。
スタイルの良さや動きのスマートさはさすが元ジェン、外国人設定が本当に似合うよね。
各キャストごとの感想は書かないけれど、他の役も出来そうな人もいれば、この役しか出来ないだろうな、という人もいました。
夏希さんで言えば、ギャビーやピエレットも観たかったです。でも、オーギュスティーヌを出来るのは夏希さんしかいなかったかも?w
ちょっと時代的に価値観が「!?」ってなる部分もありましたが(結婚しない女性への蔑視とか、職業差別とか)
息の合った芝居のキャッチボールはすごく楽しめる作品なので、今後また別のOGの組み合わせでやったら面白いかも。
10年後なら夏希さんシャネルとか有りだよね♪