観劇記録が溜まってきてしまった。
どんどん書かねば。
まずはケラさんの新作「世界は笑う」
なんとも物悲しく切なく、そして愛おしい作品でした。
あの仲間に入りたいような、絶対に関わり合いになりたくないような・・・いや、私はああはならない!とか、ぐるぐる思いながら観てました。
で、観終わってから「ヒロポン」をググりました。
ちゃんと知らなかったから。
そんで、ドラッグに手を出すやつは馬鹿だと思いながら観てたから。
ショックだった。
そうか、当たり前に使われていた時期があったんだね。それも戦争の副産物として・・・
己の無知さに恥ずかしくなった。
生まれる場所や時代、ほんの小さなボタンの掛け違いや、ちょっとした分かれ道の選択によって、今の自分は全然違う環境にいたかもしれないんだよなぁ。
そんなことを思って苦しくなりました。
ケラ作品の常連さんはもちろん芝居巧者ばかりだし、主役の瀬戸康史くんも上手かったなぁ。
あの主人公にはこの後幸せになってもらいたいものだ・・・