観客泣かせの座席をほこるブリリアホール(苦笑)
2階席の最前列でびくびくしていましたが、視界は大丈夫でした。
(過去に1階前方席に座り、センターがまったく見えない苦痛を味わった経験あり泣)
とても面白い作品でした。
終演後、チケット当てて連れて行ってくれた友人にまず「ええもん見せてもらいましたわぁ」って言ったくらい(笑)
ただ、宝塚らしいかな?という疑問は残りましたね。
恋愛要素よりサスペンス要素が強く、人間の業(ごう)の深さがテーマにあって、時系列も人間関係も複雑。
世紀末の社会情勢と、家族間の憎悪の問題とが並行して描かれているから、演劇(観劇)初心者や、子供さんには難しいかもしれない。
メイクも独特だったし、ザ・宝塚を期待した人にはどう映ったんでしょう。好き嫌いが分かれそうだなぁ、と思いました。
ま、私はかーなーりー好きでしたけどね(笑)
さすがに本公演では無理でしょうけど、外箱でこういう攻めた作品をまた観たいなと思いました。
実際、この脚本はそのまま外部に出して俳優女優で演じても面白そうですし。
あ、でも、さっしーまで外に行かないでねぇ~