あっという間にGWになりそうなので慌てて覚書。


滝沢歌舞伎2017
4/9 13:00(新橋演舞場)

覚書程度にするにはもったいないくらい素敵だった!
その日の自分のツイートを引用すると「めっちゃ楽しかったー!色々降ってきた(笑)」と書いてあります。
お友達が手配してくれたチケットがありがたくも前方の席だったので、赤い薄紙やら小判やら桜吹雪に水滴少々(←舞台からというより宙吊りタッキーの靴から落ちたw)が降ってきました。
家に帰ってから着物を脱いだら赤い薄紙がどこからか落ちてきたよ。一体どこに入っていたんだろう?(笑)
同じく当日のツイート「歌舞伎、和太鼓、バレエ、バトントワリング、アクション、芝居などなど、バラエティーに富んでて飽きなかった」
うん、飽きなかった。とにかく派手でパワフルでした。
歌舞伎と銘打っているだけにちゃんと歌舞伎らしい演出も入っていて、歌舞伎の知識はわずかな私ではありますがそれもまた面白かったです。
そして「三宅くんが手話の振り付けで歌ったのもすごく印象に残ったなぁ。なんていうか、手話って美しいんだなぁ、と思ったのよ。美しい言葉だなって」とツイートしたとおり、V6の三宅くんの歌&手話&ダンスがとても印象的でした。
不思議なもので、言葉って同じ音を発していても好ましく聞こえるときと下品に聞こえるときがあるじゃないですか。マイフェアレディのヒギンズ教授じゃないですけど、喋り方って大切なんですよね。
三宅くんの手話には品のよさを感じたんです。付け焼刃じゃない手話だからかな、って思いながら食い入るように見ちゃいました。
その他の出演者の皆さんも素敵でした。
ジュニアのグループはダンスも芝居も実力あったし、アドリブにも臨機応変。
以前に見たことのあるジャニーズの舞台では、ステージ後方だと手を抜いて踊っている子が何人かいてガッカリだったんですが、この滝沢歌舞伎は全員が全力なのが伝わってきたのが、見ていてなにより気持ち良かったです。



Family
4/16 13:00(ウエストエンドスタジオ)

4/9の朝劇西新宿に出演されていた俳優さん2人と、そのとき同じテーブルで芝居を見ていた女優さんが出るというので観に行ってみました。
中野駅から20分ほど歩いて暑い日だったので汗だく(苦笑)迷わなかったから良かったけど。
1幕もの100分。
鈴木家(任侠)と佐藤家(ギャング)の争い。
……と見せかけて、さびれた商店街の弱小商社2軒の家族問題。
オチは最初から薄々わかってたんだけど、たくさん笑ったし、最後はちょっと泣いちゃったり良いお話でした。
時系列が遡ったりするんですが、小道具を置く場所とか、細かいことまでちゃんと計算されていましたね。
そういうところに、作り手の真摯さを感じました。
久しぶりのアングラ劇場で、木箱&座布団でお尻と腰にはつらかったけど(^_^;)

まったく真逆とも言える2作品だけど、両方とも楽しかったです。
プロ意識って大事よねっ!