アルジャーノン6回目

カクテルコンプリートしたので、再び夏希さんのを頂く。
モンチー寝てるしw


今日は最前センター。
贅沢なお席だけど、やはり近すぎて落ち着かない部分もあり。

キニアン先生が「よろしくねゴードンさん」って手を差し出した時には、真正面なもんだから握手し返しそうになった←テンパり過ぎw

矢田チャーリーの汗と手の甲に浮かぶ血管、かざジャーノンの付け睫毛の影、まりもちゃんフェイの香水の良い匂い、泰ちゃんリロイのダンスの圧(←笑ってしまった)
それらが断片的に記憶に残りました。

あと、夏希さんアリスの頬を流れる一筋の涙……

アリスって、いつチャーリーを好きになったのかな?って考えるんですが。
たぶん知能障害の学校に通ってる時から、そのピュアさと熱心さを好ましいと思ってたんじゃないかな。
生徒たちの中でもチャーリーは学習意欲が一番あって、忘れても忘れても何度も覚えようとして……でも覚えられないのが可哀想で、いじらしく思ってたんじゃないかな。
だから彼を手術の被験者に薦めたんだと思うんですよね。

知能を得たチャーリーに想いを寄せられて、最初は理性で「大人として少年を導かねば」と拒絶するアリス。
けど、ドナーズベーカリーを追い出されたチャーリーが濡れ鼠になって自分を訪ねて来たとき、もう突き放すことは出来なくなった。
「その日彼はここに来た」の後の「私の元へ」というのがキーワードな気がするんですよね。
他の誰でもない……私を頼ってきたチャーリー。
母性からくる恋愛感情って私は感覚的に理解できるんで、あのとき彼が求めればアリスは応えていたと思う。
実際、彼はアリスを求めたんですよね……だから母親のトラウマが発現しちゃったんだよなぁ。

アリスって他の生徒たちからもそういう想いを寄せられることもあったと思うんだけど、どうしてたんですかねぇ。
あの赤ブラウスにタイトスカートって、結構あれですよね。夏希さんの持ち味が硬質だからいやらしく見えないけど、着る人によってはイケナイ課外授業……みたいな?(笑)
ヤンさんはパンツスタイルだったと聞いたので、なぜに夏希さんは体のラインが出るタイトスカートなのか、ちょっと知りたい。
もちろん、私は大歓迎ですけどw

あ、話が逸れた(^_^;)
母親のトラウマが無ければあのタイミングでふたりは結ばれていたかもしれないけど、次第に知能が逆転して、アリスの「母性からの恋愛感情」が空中分解しちゃったんだろうな。
……と思いながら1幕の夏希さんのソロを聞いています。

切ないわ……
でも、こういう夏希さんもすごくいい。

昨日から原作を読み始めました。
奇しくもチャーリーの「けえかほうこく」の3/8までを読んで観劇w
昔読んだけどちゃんと覚えてないので、あらためて読み直したら舞台もまた違う捉え方になるかも。
楽しみなような怖いような……