観て良かった………良かった……

良かった………本当に。

勿論、夏希さんにとち狂っている私には、観ないっていう選択肢は無いんですが。
正直、こんなに楽しめるとは予想外でした。
涙してる方も周囲にいらっしゃいましたが、私はもう幕開きからニマニマが止まらない状態でした。
口角ずっと上がってて頬の筋肉痛になりそうなくらい(笑)

懐かしいとか、やっぱり男役がいいとか、そういうのは全然無くて。
ただもう、今の夏希さんが素晴らしくて綺麗で迫力あって。
歌もうまいし、広い舞台で自由自在だし。
ハンドマイクっていう制限があるなかでも、可能な限り激しく踊っちゃうとことか「ああもう本当にいつも全力だなぁ……好きだーー!」ってなって。
カテコでは噛んだり、上級生に甘えたり、べらべらトークショー始めちゃったり。

9年なりの経年劣化を感じるのが当たり前だと思うんですが、ここでも「計り知れない水夏希」は健在でした。
過去をなぞるどころか、別次元に進化していました。
男くさく女らしく中性的で魅力的なトートでした。

さすが私の惚れた御方!と思い、さらに惚れ直しました。
男役とか女優とか区別しなくてもよい、この舞台人に私は心底惹かれているのだと思います。

あとは、演出にもかなり楽しませてもらいました。
セットも無いしオケは舞台上にいるし。
ダンスは無いし(←基本的にね、閣下は踊ってたけどねw)キャストの人数にも限りがある。
そんな中で、立ち位置や動きで芝居の流れを違和感なくつないで見せていく。
素晴らしいなーと思いました。

他キャストのことも書きたいこといっぱいあるけど、それはまた。
夏希さんのカーテンコールご挨拶(?)を書き留めて終わります。

「あたし、現役?なんて……もうこれくらい(トートのカツラくらい)髪は長いしぃ」
「あと大阪は1回しかこの衣裳が着れないなんて……全部持って帰りたいっ」

ハマリンコ先生が爆笑してました。
私も爆笑してました。
好きだわぁ……ほんと、観て良かった!!