ハードな夏の締めくくりは朗読劇でした。
音楽朗読劇VOICARION「女王がいた客室」
9/1 14:30、19:00
9/2 14:30
実はあまり期待していなかったのです。
夏の終わりに縁側で線香花火を……くらいの気分でした(笑)
ご存じの方もいるかもしれませんが私はかつて某声優さんのファンだったので、朗読劇は何回か観ています。同じ作品をリピートもしました。
藤沢作品も何作か観ています。
でも、ストーリーの面白さやキャストの演技の良し悪しはあっても、それらは「台詞を暗記してない芝居」以上のものではなかったんです。
声優さんて台本を渡されてすぐにアフレコに入ることも多いせいか、台本を読みながら芝居をするのに慣れているし技術的に安定していますよね。
あと、既にアニメとかで演じてキャラクター設定が確立している場合も多くて、観ているこちらのイメージのなかに収まる心地よい安心感があります。
でもVOICARIONは、声優でない夏希さんが入ったせいか予想外の化学反応が起きていました。
公演ごとにその反応も違っていて、特に1日目のマチネとソワレではまったく別物に見えました。
なんていうか、キャラクターがその場その場に息づいていて、芝居が脈動しているという感じがしました。
空気が動いて目の前に情景が浮かびました。
「台本を読み込まない」朗読劇の面白さはその「瞬発力の演技」なのだな、ということに初めて気付きました。
でもこれって、演技の下手な人がいたらすべてが崩壊するリスキーなものですよね。
演技力のある人が揃わないと生まれない、ある意味とても贅沢なものなのかもしれない。
あ、あと朗読劇の良さは自由度が高いこと。
もちろん音だけのドラマCDとは違って、キャストが舞台上にいるわけだから見た目も多少関係します。
でも映像よりは舞台演劇、さらに朗読劇の方が年齢や国籍、時代、はては性別までも超えられる自由さがあります。
今回夏希さんが演じたキャラクターも、舞台演劇だったらちょっと無理があったかな?という、人生なめてる新人類メイドさん(笑)
夏希さんより小柄なオジサマとも、朗読劇ならドキドキするようなダンスレッスンが見られます←脳内映像(*^^*)
もちろん台本を読み込んで計算しつくされた舞台も素晴らしい。
探求心のある夏希さんにはそちらの方が似合ってるとも思うし、私も根本的にはそういう舞台の方がやっぱり好きです。
でもたまには朗読劇もありだなぁとか思っちゃいました。
それくらい興奮しました。
線香花火で夏の名残を……のつもりだったのに、最後にスターマインがあがっちゃったよ!(笑)
やっぱり計り知れません。
前に前に走っていく夏希さんを必死で追いかけた夏。
大変な部分もありましたが走りきれて良かったです。
楽しかったー!
音楽朗読劇VOICARION「女王がいた客室」
9/1 14:30、19:00
9/2 14:30
実はあまり期待していなかったのです。
夏の終わりに縁側で線香花火を……くらいの気分でした(笑)
ご存じの方もいるかもしれませんが私はかつて某声優さんのファンだったので、朗読劇は何回か観ています。同じ作品をリピートもしました。
藤沢作品も何作か観ています。
でも、ストーリーの面白さやキャストの演技の良し悪しはあっても、それらは「台詞を暗記してない芝居」以上のものではなかったんです。
声優さんて台本を渡されてすぐにアフレコに入ることも多いせいか、台本を読みながら芝居をするのに慣れているし技術的に安定していますよね。
あと、既にアニメとかで演じてキャラクター設定が確立している場合も多くて、観ているこちらのイメージのなかに収まる心地よい安心感があります。
でもVOICARIONは、声優でない夏希さんが入ったせいか予想外の化学反応が起きていました。
公演ごとにその反応も違っていて、特に1日目のマチネとソワレではまったく別物に見えました。
なんていうか、キャラクターがその場その場に息づいていて、芝居が脈動しているという感じがしました。
空気が動いて目の前に情景が浮かびました。
「台本を読み込まない」朗読劇の面白さはその「瞬発力の演技」なのだな、ということに初めて気付きました。
でもこれって、演技の下手な人がいたらすべてが崩壊するリスキーなものですよね。
演技力のある人が揃わないと生まれない、ある意味とても贅沢なものなのかもしれない。
あ、あと朗読劇の良さは自由度が高いこと。
もちろん音だけのドラマCDとは違って、キャストが舞台上にいるわけだから見た目も多少関係します。
でも映像よりは舞台演劇、さらに朗読劇の方が年齢や国籍、時代、はては性別までも超えられる自由さがあります。
今回夏希さんが演じたキャラクターも、舞台演劇だったらちょっと無理があったかな?という、人生なめてる新人類メイドさん(笑)
夏希さんより小柄なオジサマとも、朗読劇ならドキドキするようなダンスレッスンが見られます←脳内映像(*^^*)
もちろん台本を読み込んで計算しつくされた舞台も素晴らしい。
探求心のある夏希さんにはそちらの方が似合ってるとも思うし、私も根本的にはそういう舞台の方がやっぱり好きです。
でもたまには朗読劇もありだなぁとか思っちゃいました。
それくらい興奮しました。
線香花火で夏の名残を……のつもりだったのに、最後にスターマインがあがっちゃったよ!(笑)
やっぱり計り知れません。
前に前に走っていく夏希さんを必死で追いかけた夏。
大変な部分もありましたが走りきれて良かったです。
楽しかったー!