3/4の雪組観劇後は水友さんたちとお茶してお喋りタイム。
それから日本プレスセンタービル10階へ移動して18:45からトークサロン開始。

ゲストは夏希さんとあゆっち。
私はあゆっちも大好きだったのでこの組合せにテンションあがるー!(笑)

最近すっかり女性らしい夏希さんですが、やはり娘役を前にすると男前かな。
うーん、男前というのはちょっと違う。
下級生を優しく、気取らず見守るナチュラルな夏希さんがいました。

色々な質問が出ましたが、ふたりとも地に足のついた回答だなぁ、という印象が残りました。

例えば「トップになってわかったことは?」
夏希さんの答えは「周囲へのありがたさ」

こう文字だけで見ると優等生の模範解答みたいですが、しばらく考えた後に出した答えで、その説明も実際の経験に基づいた説得力があって…
トップスターの立場の重さや責任の大きさも垣間見えたし、それゆえに感じる「周囲へのありがたさ」なのだということが伝わってきました。

あゆっちへの質問「役作りの具体的な方法は?」というのも興味深かったです。
最初の頃は役の背景を細かく作って書き出していたらしいのですが、正塚先生の指導「まずは心が動かないと体は動かない」というのがあってからは、細かく書き出すようなことはせず、その時の心の動きを大切にするようにしているそうです。

その流れで、あゆっちから夏希さんにも役作り方法について質問が。
夏希さんも細かく書き出していた時期もあったそうです。
今は作品や役によってアプローチ方法が違うそうですが、トートの時は色で考えたそうです。プロローグが黒でエンディングが白。その黒からグレー、白へのグラデーションをイメージしたとか。
うーん面白い!(*^^*)

卒業して女優になって「とにかく大変だった」という夏希さん。
なにが一番?と聞かれて「うーん(しばらく考え)……やはり、女とはなんぞや?ってとこですね」
うんうん、私たちファンの服装やアクセサリーの使い方も研究してた時期ありましたよね(笑)
今はそういうことを考えず、自分らしくいることが出来ているそうです。

卒業してまだ半年のあゆっち。
(「OGとは言わせない!」by夏希さん/笑)
不安でいっぱいとのことで、夏希さんに質問
「いつごろ自分はこれでいこうと(方向性を)決められたのですか?」

私は遅い方だったと思う、と夏希さん。
最初から「女優になります!」っていう人たちとは違っていた(そういう人は髪が伸びるのも女らしくなるのも早い)
「屋根の上のヴァイオリン弾き」で市村さんツレさんと同じ舞台に立つなかで、やっぱり舞台が好きだなぁと、舞台の仕事がしたい、舞台の上で死ねたらいいなぁと思うようになった……と。

「屋根ー」で市村さんツレさんと共演したことで舞台中心に仕事される気持ちになったことはこれまでも何度か口にされてましたが、「舞台の上で死ねたら」とまでの強い思いを聞いたのは初めて。
胸が熱くなりました。
(舞台中心でいくと初めて言ってくださったビヨンドの出待ちも忘れられない)

あー!
こうなったら、私も頑張って働いてチケット代稼いで、元気で長生きしなくちゃ!(笑)

他にも夏希さん「シカゴの衣装はシミーズいっちょ、せめて筋肉という衣装を」話や、あゆっち「実はアオセトナ様大好きで、本科の寮に水さんカレンダー貼ってました」話や、夏希さん「私のダメ出しは言いっぱなしで忙しい」話や、あゆっち「手を握るだけで悲鳴をあげる若い韓流ファンの反応が面白かった」話など、たくさんの話がありました。

トークは約1時間で終了。

最後に今後の予定を「だいたい奇数月です」と説明する夏希さん(笑)
7月の「新版・義経千本桜」に向けては既に殺陣の稽古をしているそうで「今の時代にこんなアナログなことある?という感じで、朝9時から3時間、裸足で木刀振ってます」とのこと。
ついにMY木刀まで買ったそうです(笑)

楽しみ~♪

しかし義経の前に、エビータ、ジェーンエア、ミスホワイト。
タカホでのお茶会もあるし、忙しいわー!(嬉しい悲鳴)