久しぶりの宝塚観劇。
宙組は最近ごぶさただったのですが、テルキタのサヨナラ公演ということで観に行きました。

以下ネタバレあります。

芝居はスウェーデン国王グスタフ三世の物語。
フランス革命時のスウェーデン国王ですね……あれ?てことはフェルゼン様の主君ってことか。なつめさんの「踊るフェルゼン編」の時の星原先輩か!?
歴史物はこういうところが面白い(笑)

けど作品はその面白さには到達せず、もう少し工夫の余地あり、という印象でした。
話の流れは時系列通りに進むので理解しやすいのですが、場面がブツ切れる感じで感情移入しにくいんですよね。
例えて言えば「グスタフ三世」という子供向け伝記絵本、という感じでしょうか。話はわかるけどツマラナイ…みたいな。

テルは華やかで綺麗だし、キタさん渋くてカッコいいし、衣装も麗しくて目の保養、曲も北欧ぽくて素敵なんですけどね。
ロシアとの海戦あたりから流れが良くなったけど、そのあげくの結末がなぁ……これまた感情移入しにくいし(苦笑)
意見の食い違いで何故その行動?
ムリヤリ感がありましたね。
まあ、サヨナラ公演て往々にしてムリヤリ感が出ますけどね。
テルキタが銀橋と本舞台で歌うシーンは、雪組時代のふたりを思い出して感慨深いものがありました。

ショーは中詰めが楽しかったです。
銀橋をスターさんが次々と歌い継ぐというのは盛り上がりますね。
といっても宙組の若手は顔も名前も全然わからないのですが(^-^;
イケメンいっぱーい!と単純に楽しんでました(笑)

キタさんの歌う歌詞にグッときたところから涙腺が……ウルウルしちゃいました。
なんかねぇテルもキタさんも、やめちゃうことよりも今までの二人の努力とかファンの皆さんの思いとか、そういうのを想像すると泣けちゃうって感じでね。
ロックオン観たくなっちゃいました←

テルキタふたりをはじめ、卒業する生徒さんとファンの皆さんが、その日まで元気に楽しくキラキラと過ごせますように!