2014年の観劇初めは雪組さん。

1/10と1/25の2回観ました。


席はそれぞれセンターブロック上手通路席と下手通路席。

ショーでは客席降りがあったので『THE・祭り!』なお席でございました(笑)


えりたん、あゆっち、ちぎちゃん始め色んな方にタッチして頂き、

ゆめみ姐さんの生歌声を間近で聞き、せし子の美貌&満面笑顔の両手ハイタッチ、まなはるの“顔で踊るぜ!”攻撃に圧倒され、レオくんのイケメンぶりにへらへらさせて頂きました。


いやぁ、無欲だとこんなオイシイ席に座れるのだなぁ。

ロックオンなんて40数回観たけど通路席まったく無かったよ・・・

うん、我ながら『欲深いとダメな人』のサンプルだよね(^^;



作品は両方とも安定した楽しさでした。


お芝居はわかりやすくて温かい。

幕開きにゴージャスな舞踏会を持ってきて、ヘンリーの夢に繋げたのはタカラヅカらしい展開で流石だなぁと思いました。

(ソルフェリーノの取って付けたようなプロローグとは違ったよね←)


えりたんの役はタカラヅカ的二枚目ではないけれど、主演2作目で、こういうちょっと頼りないけど可愛らしい男性っていうのは良いと思うのよ、うん。

どうしても「二枚目」ばかりになりがちだからね、宝塚のトップは。

えりたんは芝居上手だから、出来ることなら色んな姿が観てみたいって思うし。

あーでも、そう言いつつえりたんはどの役でも「基本的に冷静で頭が良い」って感じがする・・・オバカな役とか観てみたいわ←タカラヅカじゃ無理か?(笑)


ちぎちゃんはヒロイン役を頑張ってたね。お歌もね(^^;

やっぱり男役の方が魅力的だなぁ、とは思ったけど、お芝居で女役がやれるのも2番手までだもんね(オスカルとか紫子とか除けば)

過去の事件を回想するときの白いドレス姿が本当に綺麗だったわぁ。


あゆっちが可愛くてねぇ。

出てくるたびに、へらへら笑いながら観てしまったわ。

ミキサーをねだるところとか、ああいうの主婦の方は共感するのかなぁ?

私自身はDINKSだし、自己裁量で買ってしまうことが多いのでピンと来なかったんだけど・・・世の中の主婦の方はあんなに可愛く旦那様にねだるのか・・・反省しよう(笑)


他の出演者では、ともみんのクネ男やせし子のケバ子も良かったんだけど、さきちゃんの成長ぶりにびっくりしましたね。最初誰かと思いましたもん。

大ちゃんが来てくれて背の高い人が増えたから、ヤンチャな役も伸び伸び出来るようになったのかな。

翔くんは狂言回し的な役柄だったけど、滑舌も良くてこれまた良かったな。

大劇場ではまっつの代役だったんだよね・・・どんなんだったんだろ?

あとは、がおちゃんのロンゲマッチョダンス教師がツボでした(←スカステニュースのダンスレッスンがめっちゃ素敵だったv)



ショーも楽しかったです。


明るいプロローグ。

白コートをひるがえすのは、なつめさんを思い出したなぁ・・・ぐすっ

ジャンクションに比べたらちょっと生地が薄くて安っぽい気がしたけど、ひらひらしてて派手だし、踊りやすいのでしょうね。


男祭りは・・・中心にあの人がいたらなぁ~と一瞬思ったことをお許しください(笑)

いや、振付がキザでカッコ良かったからさぁ、ふと懐かしくなったのよ。

今の女優さんしてる姿も大好きだけどねっっ!!


えーさて話を戻して、男祭り。

下級生の男役さんたちまでいっぱいで、少人数単位のグループで次々と前に出てくるっていう展開は良いですよね。

観客も色んな子が観れて楽しいし、出演者もモチベーションが上がると思う。

1回目観た時は「テキーラテキーラ」っていうのがなんとなく可笑しかったんだけど、2回目は全然気にならなかった・・・何でだろ?(オペラ覗くのに忙しかったから?笑)



オーソドックスな衣装でのレビュー。

歴代のパリの歌で統一してたけど、昔のタカラヅカを知らない人には途切れ途切れにも聞こえたみたいです。

私は、あゆっちの「シャンテ・ダムール」からまっつの「パルファン・ド・パリ」までずっとウハウハしてましたけど←若かった当時の歌の方がよく覚えているんだよ(^^;


ここの大ちゃんが『他の組から来た人』だった!

異星人クラス!(笑)

しばらく雪組にはいなかったよね、こういう「無駄に艶っぽい美しさを垂れ流す人」って・・・テル放出以来?←

雪組は健全な美人さんが多いから、こういう人が入るとまた色が変わってイイね。


えっと次はカンカンだっけ?

場面が多すぎて、しかも全部中詰めみたいだからこんがらがる!


えりたんの女装(失礼)は、ドヤ顔がおかしくて仕方なかったです。

綺麗なのよ?綺麗なんだけどね・・・なんであの人あんなドヤ顔なのっ(笑)

のしのしと銀橋を歩いて(←わざとに見えた)最後もドヤッ!

腹筋痛い・・・


SAGIRIロック。

ここのシーンは、ヅカ初心者であり年配であるうちの義母には「???」だったようです。

まぁ、ちぎファン、雪ファン、タカラヅカファンだからこそ楽しめる場面かもしれないね。

ちぎたさんはビジュアルあってのお歌なので、早いことサングラスはずしてーと思ってました(すみません)

個人的にはシスター・ニワニワが楽しかったです。

そして、あゆっちの可愛さにやっぱりデレデレしました。


ラテン。

ほんとバラエティに富んだ構成だよね。

テーマに拘らず、色んな要素を見せるのは100周年らしいショーとも言えるのかな。


3組のデュエダンでは、あゆみちゃんの割れた腹筋に注目する人が多かった(←私の周りだけ?笑)ようですが、私はともみん&せし子のセクシーコンビが好きでした。

これで競技会出たら良かったのにぃ!←芝居とショーと混ぜないのっ


まっつと夢華さんの銀橋デュエットソングが素敵でした。

歌ウマさんのまっつだけど、合わせて上手に聞こえる娘役さんもまた凄いことだと思うの。

夢華さん、辞めちゃうみたいですが・・・色々あった分、もう少し極めてから卒業して欲しかったような気もします。


ゴスペルからの展開は、ふと「Joyfur!2」を思い出しました。

コーラスとダンスの組み合わせだからかなぁ。


プロローグと同じ白コートで、またまた客席降り。

この時近くに来てくれて両手ハイタッチしてくれたせし子が、コート下に黄色い衣装を着ていたので「?」って思ってたんですが、ラインダンスが始まって「おおおーーー!」と納得。

キュートなせし子中心のラインダンス・・・新公でネロさんやってた子とは思えん(爆)


えりあゆデュエダン・・・

いいのよ、リフトなんてなくても。

あゆっち可愛いよあゆっち←盲目(笑)


そうそうデュエダンはパリメドレーの「夜霧のモンマルトル」もありますが、これもまた好きです。

あゆっちの口元が・・・たまらん!←変態(笑)


男役群舞。

大階段を使っているけど、黒燕尾と違って「そろえない」振り付けで面白かった。

最後までお祭り騒ぎな感じ。


そして、エトワールのあゆっちが可愛かったぁ!!



予定外に2回観ることになったんですが、リピートしても飽きない楽しい公演でした。
正直、宝塚はもう観ないでいいかなぁって思うときもあるんですが、雪組はやっぱり知っている顔も多いし、下級生が成長していく姿に「ああ、観に来て良かったなぁ」って嬉しくなりますね。

これからも付かず離れずで行こうかなぁ、と思います。