姫のおしゃべりは天下一品!!
いつも弾丸トークですが、今回はいつにも増してスピードUPしてた気がします。
「私のファンの人は慣れてるんですけど、そうじゃない方はスピードに付いていけないんじゃ?(^^;」とご本人もおっしゃってました(笑)
そんなわけで1回だけでもものすごい情報量なのに、2回分なのでとてもじゃないけど脳内メモリー容量オーバーです。
とりあえず覚えていること、思い出したことだけ羅列(^^;
※前後の詳細まで書けないかもしれないので「意味わかんない」って方はコメントくださいませ。
お衣装はパンツは昼夜とも同じで、総スパンの白のサルエル。
腰から下がボコっと膨らんでいて変わったデザインだったけど、うーん私はスリムな方が好きだなぁ。姫のきれいなお尻の形が見れないんだもん←そこかよ
靴は黒のブーティにストラップが付いているような感じでした。
上は、昼がブルーのチュニック丈のノースリーブ。中身頃は黒い太いベルトでウェストを締めてて、前身頃と後ろ身頃がストンと落ちてる不思議デザインでした。
太くて平たくて長いネックレス、髪は後ろにひとつくくりでアーチ型の髪留めをしていたのかな。
夜はラメの白のインナーの上に白のジャケット。
普通、女性のドレスコードだと夜の方が露出多くなるはずなんですが、ジャケット着用って…もう男役じゃないのにぃっ(><)←それとも単に寒かっただけかしら(^^;
ヘアスタイルはサイドの高い位置でアップにしていて可愛かったです。
(ご自分でセットしたそうです←ちょっと自慢げに仰ってましたv)
後頭部のカーブがきれいだなぁ~と横顔を見ながら思ってました(笑)
(AQUA会員の方は私のつたない説明よりサイトの写真にてご確認くださいませ/笑)
入場は後方から。
前方ステージに向かってゆっくりと客席の間を歩きながら「たったひとつのHistory」を歌ってくれました。
夜の回では歌詞を忘れてしまって「ほにゃららら~♪」
復活したのが『信じてくれるその眼差しが背中を押してくれた』のところから。
「間違えてすみません」と謝りつつ「ほんとに皆さんが背中を押してくれたー!」と笑う姫様でした(^^)
総スパンのパンツに竹下さん「すごいですねぇ」
姫「もうねぇ、キラキラは手放せない!!」
宝塚時代は普通にキラキラ、トップともなればスパンコールの上にラインストーン!が当たり前。
でも外だとそういう機会がないので、こうして自分で衣装を選べる時はキラキラしちゃうそうです。
前半のお話はDADとBeyondが中心だったかな。
後半は会場のファンの方から事前に寄せられた質問がいくつか読まれました。
DADの客席は「虹色の空気にひとつにまとまっている」と感じるそうです。
姫の出番は2部後半からだけれど、幕開きから他の舞台とは全然違う、みんなが“タカラヅカLOVE!”って思っているのが袖にいても伝わってくるそうです。
外の舞台だと「あ、こ、こんにちは。みず、なつきです。あの、いちおう、主役なんですけどね」みたいな感じになるそうで(^^;
お稽古場でも、最初はOG公演初出演ということで緊張していたそうですが、顔合わせに行ったら出演者だけでなく演出家、振付家などスタッフも含めて知っている人ばかり。
同じ舞台に立ったことの無い先輩OGの方でも、姫が「あの、水夏希です」と挨拶に行くと「知ってるわよぉ~」と返ってくる(←ちなみにカリンチョさん←たぶん口真似/笑)
途中Beyondで抜けて久しぶりに稽古場に行った時も和気あいあいと迎えてくれて、本当に楽しかったご様子でした。
DADの髪型は自分ではなくヘアメイクさんがしているとのこと。
出番の遅い姫はちょうどシナーマンのタイミングでヘアを作ってもらっているので、ツレ様の歌をじっくり聞いているそうです。
衣装も基本的に自前は無しで、すべて衣装部さん作成。
(確かこれも宝塚の衣装部スタッフさんですよね)
ただし、ツレ様の黒燕尾はずっと使われているご本人のものだそうです。
姫は持ったことがあるようなのですが、今までのツレ様の舞台人生を感じたそうで「すごい!」とのことでした(^^)
あと、姫のダービー帽も自前。
先日Beyondで使われていたものですね(^^)
衣装部さんが用意してくれたのだけれど「自分のでもいいですか?」と聞いたら「いいですよ」と言われたので「Yeeeeey!」と(笑)
せっかく作ったダービー帽なので、ことあるごとにかぶるつもりだそうです。
DADの話で私が意外に思ったのは、オファーが来たときに少し悩んだということ。
「もしかしたら男役をするかもしれない?」と考えたときに、姫は今の自分ではうまくバランスが取れるかと不安だったみたいです。
(単純に出演を喜んでいた私は、自分のあさはかさを反省^^;)
男役だった過去と、マニッシュな女子である現在。
そのあたりの迷いはTATTOO再演の時に吹っ切れたご様子でしたけど、オファーはその前だったのでしょうかね。
実際には男役とか意識せずに、今の姫自身として舞台に立てているそうです。
それは他の出演者の方もそうですよね。
元男役さんも元娘役さんも、それぞれの個性を活かして女優・エンターテイナーの道を歩んでいる、そんなOGの魅力が溢れるステージになっていたと思います。
そのあたり、さすが荻田先生ですよね。
私はDADを観たときに、そんな諸先輩の姿が姫にとって将来のヒントになるんじゃないかって思ったんですけど、姫も同じようなことを仰ってました。
竹下さんが「卒業後に女優として生きるために宝塚を完全に切ってしまう方もいらっしゃいますけど?」と聞いたときも、姫は「男役だったことと、今の女性としての自分を上手に出し入れしていきたい」という風に答えてました。
男役だったことを封印はせず、女優としての引き出しを増やしていく…つまりは幅が広がるってことだから観る方としても楽しみです。
これは後半の「ファンからの質問」からだったと思うのですが、DADでやってみたいシーンは?という質問に
姫「そうですねぇ。あ、あれ!愛!あのトップさんが歌い継ぐところ…」
(客席:へえ、あの曲を歌いたいんだぁ)
姫「…の、大真みらんちゃんがやってるダンス」
竹「え?歌じゃなくて?」
姫「うん、あのソロが踊りたい!」
歌じゃなくてダンスに行くところが姫らしいですね(笑)
その後、別のときに竹下さんに「髪はどのくらいまで伸ばすんですか?」って聞かれて「肩甲骨くらいまでは」って答えてましたけど、ロングヘアで踊る女性ダンサーって色っぽくてカッコイイですもんね。
きっとああいうのをやってみたいんだろうなぁって思いましたし、是非とも観てみたいです。
そうそう、あと髪を伸ばすのは
姫「別にね、こう女優よっってやりたいわけじゃないんですよ」←髪を片手でバサリと掻きあげる仕草
だそうです(笑)
姫「男役時代の服をまだ持ってるんですけど、髪が長いと同じ服でも違うイメージで着られるかなと思うんです」
竹「はい」
姫「最近ようやく『宝塚の方ですか?』って言われなくなっ…言われないことが時々あるようになって(笑)」
竹「はい(笑)」
姫「別に言われるのが嫌ってわけじゃないんですけど、バリバリ現役みたいっていうのもね」
ツァイテルちゃんのときにストレスたまって「自分の基本はパンツ」とあらためて自覚されたと仰ってましたから、男役時代の服もまた着たくなったのかもしれませんね。
オシャレの基本感覚がマニッシュなんだろうなぁ。
スカートに抵抗が無くなった今でも、短めのスカートはどう着こなしていいか判らないということでしたし(^^;
ピアスも「面倒だからしないことにした!」みたいなことを仰ってました(^^;
Beyondについては聞いたことがあるお話も多かったです。
竹下さんがこと細かく「Beyondメイキング」について質問されてましたけど、やはりかなり苦労されたご様子でした。
その中でも特に選曲が大変だったと仰ってました。
姫いわく「いつも音楽を聞いてる、音楽が無いとダメというタイプじゃないから」ということで、もともと音楽のスペックがそれほど多く無い。
PCで検索したり、三木先生にも相談してアドバイスを貰ったそうです。
姫「相談した方にはマニアックだねって言われて。どうやら暗い音楽が好きみたいなんですよねぇ」
と苦笑されていましたが、私は結構好きですよ、ああいうディープな世界(笑)
ディナーショーの選曲をしていてもどんどん暗い音楽ばっかりになってしまうので、明るく馴染みのある曲を選ぶように努力されているようです。
姫「もうほんとに、演出家の皆さんを尊敬します」
竹「謝珠栄さんなんかもね、宝塚の先輩ですけど」
姫「そうなんですよ。演出だけでなく振付もされて…」
竹「やってみたらどうですか、演出助手とか」
姫「えーっと…まだ出たい(笑)」
うん、是非出てください!!
竹「衣装も(演出家が)決められるんですよね?」
姫「そうなんです」
竹「女性らしい衣装もありましたね?」
姫「ははっ(笑)」
タンゴおじさんと踊る時のスカートは最初もっとスリットが入っていたらしいのですが、脚がすごく見えてしまうから嫌だとチラ見せ程度のデザインに変えたとか。
竹「見せたらいいじゃないですか」
姫「いっ?あ、ま、タンゴなんだから、それでいいんですけどね…」
竹「きれいなのに」
姫「いやいやいやいや…」
スカートは去年もあったけれど中にスパッツをはいていたので、今年はスパッツ無しというだけで姫には上達(?)だったようです。
去年はお稽古中に足あげる度にギャーギャー言ってまともに踊れなかったらしい(^^;
宝塚を観に行っても今は娘役にばかり目が行くそうなんですが、衣装のギリギリさにびっくりしたり踊ると「わー足あんなに見えちゃってるよー!」ってアワアワなってるそうです。
(今更ですか!?在団中は本当にまったく関心無かったのが良く判りますね^^;)
また、演出を経験したことで舞台を観に行ってもキャストだけでなく演出やセット・照明なども気になるようになったそうです。
ただ再び演出をするかについては「うーん…するとしてもしばらく先ですかね」ということでした。
今はその気は無いけど、時間が経って「またやってみたいなぁ」と思ったらやるかも?という口振りでした。
お芝居を観に行くという話題は何回か出たんですが、何を基準にして作品を選択しているのか?という質問にはまず「色んなジャンルを観るようにしている」と答えてらっしゃいました。
宝塚時代も舞台を観に行くことが多い方だったけれど、やっぱり帝劇やクリエなどのミュージカルの比重が高かったそうで、今はあらゆるジャンルを観るようにしているとのこと。
あとはキャストや、ちらしを見て面白いと思ったら観に行っちゃうこともあるそうです(^^)
「色んな演出を受けてみたい」というようなことも仰ってましたね。
特に今はストレートプレイを演ってみたいご様子でした。
難しいだろうけれど、出演者になれば「作る過程が見られる」ということで、参加されたいそうです。
観ているだけじゃ満足できないんでしょうねぇ。
姫「なんでもお芝居だと思うんですよね。歌にしてもダンスにしても、お芝居…芝居心」
ストレートプレイには是非挑戦して欲しいと思ってますし、この言葉も嬉しいなぁと思いました。
私はお芝居を観るのが好きだし、姫のお芝居自体も芝居心のあるダンスや歌も大好きだから。
ひとり芝居もいいけれど、ふたり芝居の方が台詞のやりとりがあっていいかなというようなことも仰ってましたね。
私の夢は、のんちゃんと姫のふたり芝居を観ることなんですが(^^)←芸劇か新国立の小ホールくらいの劇場サイズで
いつか叶うといいなぁ…
長くなりすぎたのでいったん切ります(次で終わりたい←)
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