会議も無く休みやすいラッキーな日程だったので、会社をお休みして行ってまいりました。

1回目(11時)も2回目(13時)も立ち見が出る大盛況。
私は始発で行ったおかげで前方席(1回目は端っこだけど2列、2回目は1列の真ん中寄り)で見ることが出来ました。
台風なんかに負けないもんっ!!(笑)
(しかし姫の神通力は相変わらずですな^^;)


司会の方の挨拶の後、トップ時代の舞台のダイジェスト映像が10分ほど流れました。
これがマリポサ以降ほとんど水&彩吹で構成されていて、思わず笑ってしまう程でしたよ。
(ZORROですら、となみちゃんとのシーンではなく、ピンクちゃんとメンドーサの「わたくしのレースがぁぁ!めんどーさめぇぇ」のシーンでしたからね^^;)


映像終了後に姫が登場。
拍手はもちろんヒューヒュー!キャーキャー!とあがる歓声にしばらく笑っていた姫でしたが、なかなか止まないので“ストップ”とばかりに手を広げて押さえるジェスチャー。
途端にシーン!となる私たち。よく躾けられたファンです(笑)

姫のお洋服は、既にAQUAに写真があがってるとおり、チュニック丈の白ブラウスに白パンツ、ベージュのエナメルブーツ(ピンヒール)。
胸元にパール調ネックレスを何重にもジャラジャラ。
チュニックは袖口がかなり広がっていて、マイク持ちかえる度に袖口を指に引っ掛けてました(^^)
白パンツは少し厚手(デニム?)で型押しのような花模様が付いていました。

ヘアスタイルが素敵で、前髪は丸く曲線を描くように流してピンで留め、サイドからポニーテール風に高めのアップ。
カールした毛先を内側にまとめて後頭部の下の方で留めているようでした。

家に帰ってからちょっと真似してやってみたんですけど(←やったのか!?やったんです/笑)
後ろはともかく、あの前髪は海外モデル系のシュッとした顔立ちにしか合わないんだなぁと実感しました。私がやったらアニメの中の変な子供みたいでした(^^;)


閑話休題・・・話を戻します。

姫が上手側、司会の方が下手側に座ってトーク開始。
1回目と2回目のトーク内容は重なるところも一部ありましたが、司会の方がそれぞれ違う作品について話題を振ってくださったので色々なお話が聞けました。
この司会の方が本当にお上手で、宝塚のことも姫のことも良く知ってらっしゃるし、楽しく明るく遠慮なくツッコミ入れてくださるので、姫もリラックスしてマシンガントークを繰り広げてくれました。
「そそそそっ!」とか聞けたしね←普通のひとの「そうそうそう」が姫はこうなるよね(笑)


いつものごとく、1回目のお話だったか2回目のお話だったか、どの順番でお話しされたかの記憶が曖昧なので(^^;
ごちゃ混ぜで覚えてることを書いていきますね。


宝塚に入ったきっかけについて・・・はファンなら何度か聞いているお話でした。
(ミュージカル部のこととか1回目の受験は落ちたとか、ね)
ミュージカル部の時点で男役を選んだのは、背が高かったことと、男役をしていた先輩に憧れてたから。腰くらいまであった髪をバッサリ切って「男役やります!」って入部したそうです。


初舞台での思い出。
こちらも何度か聞いたことがある「ラインダンスのとき、客席に知り合いの顔を見つける度に振りを間違えてた」「最初は謝りに行ってたけど、あまりに毎日なので途中から知らぬふりを通した」というお話(^^;

あと、口上の前に良く寝ていた・・・っていうのも何度か聞いたことありますが、今回はさらに具体的にどんな状況かをお話してくれました。
基本的に衣装は下級生順に着ていくそうで、最下級生である初舞台生は開演(口上)の30分前には黒紋付&緑袴に着替えている状態。さらに、通常より初舞台生40人分も増えている狭い楽屋内なので、出来るだけ狭い空間にギチギチに固まって立っていなきゃいけない。
そんな前も横も同期生がピタっとくっついて立ちんぼ状態・・・にも拘わらず、連日の疲れで開演までの30分間にウトウト・・・としてたらしいです(笑)

夏「ほんっとに大変だったのっ!・・・・・・だと思う」←

司会の方には「さすが、その時から大物ですね」と言われてましたが、そんな状況で寝ちゃえるって本当にしんどかったんでしょうね。
でも可愛がってくれてた先輩がいて、寝そうな姫を「こら寝てるなぁ?(笑)」と優しく小突いて起こしてくれたりしたみたいです。


新公初主演の時の話も、既に聞いたことがあることがほとんどだったかな。
プロデューサーに文句言いに行ったことや、ゆりちゃんにダービー帽を貸して貰ったりすごくお世話になったこと、稽古場で第一声をかましてばかりだったこと。
(本番はかまさなかったけど、逆に勢いが無かった・・・ダメだったなぁとも)
新公当日よりも、翌日の本公演中に本役のゆりちゃんを見ながら「昨日、私あれをやったんだぁ」と夢みたいな気持ちだったそうです。


組替えについて。
こちらも、何度か聞いたことのあるお話でした。
最初はショックだったけれど、最終的には「宝塚はひとつだ」ってことが判った、と。
一番印象が強いのは花組だそうです。在籍していたのは一番短かったけれど、前後の学年で切磋琢磨した時間がとても大きかったみたいですね。


運動会の話も出ましたね。
80周年の時は研一で、右も左もわからずとりあえず応援部員。
声も出来てないから高い細い声で「がんばれー!」とやっていたそうです。
(可愛いなぁ。ちなみに私もその時月組ファンの応援席で黄色のTシャツ着て応援してました/笑)

夏「90周年の時は・・・組のなかでは2番手だったのかな」
司「10年たって」
夏「そう(笑)トップさんと肩組んで二人三脚とか、応援合戦とか、結構貢献してましたよー!(笑)」


その90周年での2番手組回り出演のお話もありました。
他組ではお客様扱いなので、お稽古後の組ミーティング(伝達事項とか、組ルールの提案とかするんだそうです)などにも出ないで、自分のことだけ考えることが出来たとか。
アオセトナ様(司会の方、どうやらアオ様好きなようで話振ってました^^)では、メイクもヘアも付け爪なども演出家に言われたわけではなく自分で提案してやってみたそうです。


ベルばらの話も勿論出ましたよ。

司「オスカル、アンドレ、アラン、ジェローデル・・・と演じられましたが、やってみたかった役はありますか?」
夏「そりゃあ、ねぇ」
司「はい」
夏「アントワネットでしょう(笑)」

やっぱそっちか、フェルゼンちゃうんか!(爆)
姫いわく「宝塚に限らず、演劇界でアントワネットのドレスが一番豪華だと思う!」だそうです。
司会の方に「では、いつかなにかで着て頂いて・・・」と言われて苦笑されてましたが、扮装写真では着てましたよね、確か。とても綺麗だったな。
アントワネットもいいけど、エリザの白ドレスとか着た姿も見てみたいです。

ベルばらエピソードとしては、コムカルが瞳子ちゃんアンドレを「アラン!」と呼んでしまったお話も出ました。
(役名はアンドレだけど芸名はアラン(安蘭)で、しかもベルばらにはアランという役もあるから、コムちゃんが混乱しちゃったんですね)
袖にいたアラン役の姫は「呼ばれた?出て行こうかなぁ?」とか思ったそうで(もちろん出なかったけど)
舞台上のふたりはそのまま芝居を続けたけれど、袖に入った瞬間に爆笑していたそうです。

この話を幸せそうに話す姫・・・大好きな上級生ふたりですもんね。
先日UPされたDADお稽古場での写真も先輩たちと一緒で可愛い顔してましたよね(^^)


そんなDADのお稽古場の話もチョロチョロ出たんですけど(本当にお稽古場が楽しそうなご様子でした)
長くなってしまったので、とりあえずここで一度切りますね。