4/27
リスボンは快晴
9時過ぎ、朝ご飯を取る場所を探しつつ、ホテルからロシオ広場(リスボンの中心的広場)へ向かってぶらぶら歩きました。
ところがこのLiberdade通り・・・メイン通りのはずなんだけど開いている店がほとんど無い。
そうこうしているうちにメトロの駅を見つけたので(実はホテルのすぐ近くにもあったんだけどこの朝は見逃していた^^;)どうせ1日乗車券を買うつもりだったし、乗ってみようということに。
しかし、ここで切符を購入するのにひと苦労。
どうやらリスボンでは(ポルトガルでは?)切符のデータを登録するベースとなるカードを買って、それに情報を入れるという方式なんですね。
最初のカードを2人分、それに1日乗車券を登録する・・・という2段階で購入することが判明するまで右往左往しました。
それでも何とか切符を購入し、ひと駅だけメトロに乗ってロシオ広場へ到着。
(これまた駅名がロシオ駅じゃないところがややこしい)
スタバとパン屋、そしてカフェが開いていたので、そのカフェで朝食を取ることにしました。
私が選んだのはバナナとチーズという斬新な組み合わせのホットサンド!←意外とイケましたよ?(笑)

その後は街中にあるサンタ・ジェスタのエレベーターに乗ってみました。
(先ほどメトロで買った1日乗車券でこのエレベーターも乗れます)

リスボンは坂の街。
街の中央を走るLiberdade通りを挟んで両側は急な上り坂。なので、このエレベーターで上がってその向こうに続く短い橋を渡ると普通に家や教会や広場につながるんですね。
そして目の前に見えてきたのは・・・駅?あ、これ鉄道のロシオ駅?(←メトロでは無い)
翌日、この駅からシントラ&ロカ岬へ行く予定だった私たちは、ついでとばかりに事前調査。
切符は予約しなくても当日買っても問題ないらしい(←指定席じゃない単なるローカル線のようだ)、電車は30分おきに出ているらしい。
ということが判ったところで、駅構内にあったエスカレーターで今度はダダーッと下っていくと・・・あれ?さっき見かけたスタバだ!
先ほど思いっきりスルーしたロシオ広場近くのスタバの入っている建物が、実は駅の入り口だったのでした(^^;
(駅の入り口は坂の下にあり、そこから十数メートル上のエスカレーターを上った先にホームがあるわけなんです)
なんつー判りにくい駅やねんっ!
リスボンの中央駅でしょ?例えれば東京駅とか新宿駅みたいなもののはず。
もうちょっと「駅でーす」って顔してくださーい!
(これ、我々だけじゃなかったみたいで、その後アメリカ人と思しき観光客に駅の場所を尋ねられた私たち、自慢げに「スタバの入っているあの建物ですよ」と教えてあげたのでした/爆)
ロシオ広場に戻ってそのすぐ隣、フィゲイラ広場が始発の市電15番に乗って、ベレン地区へ。
(市電に乗る熊の図)

ベレン地区には、リスボンと言えばこれでしょう!な発見のモニュメントと世界遺産に登録されているジェロニモス修道院があります。
とにかく風が強くて!強くて!強くて!
写真を撮るのも一苦労でした←風で体がぶれてしまって写真がぶれる(^^;
(実はこの翌日、さらに風が強い場所に行くことになるんですが、この時点ではベレンでの強風に驚いていました)

やっと撮った発見のモニュメント(上)とジェロニモス修道院(下)

ジェロニモス修道院のすぐそばにある「パスティス・デ・ベレン」というお店。
ここではポルトガル名物のパステル・デ・ナタ、日本ではエッグタルトと呼ばれているものを頂きました。
数あるエッグタルト屋の中でもジェロニモス修道院のレシピで作られたここのが一番なんですって!
すっごく混んでて落ち着かない店内でしたが、エッグタルトは外さくさく中ふわふわで甘すぎずとっても美味しかったですvもうひとつ注文したらよかったなぁ(笑)

昼は手早くマックで済ませ(←やっぱり注文が楽ちんだわ)市電でリスボンの中心部に戻ると、翌々日のスペイン行きの算段のために脚を伸ばしてセッテ・リオス・バスターミナルへ。
ここで我らが頼れる「地球の歩き方」・・・別名「地球の迷い方」が威力を発揮(^^;地図がわからん。ツーリストインフォでもらった地図でもわからん(^^;
さらにメトロ駅構内の案内表示がとっても悪くて・・・迷って迷ってバスターミナルをようやく発見しました。
これ事前に下調べしておいて良かったです。当日スーツケース抱えて迷ってたら大変なことになってたと思う。
ついでに翌々日のバス(スペインとの国境の街エルヴァス行き)のチケットを購入して、いったんホテルに戻りました。
本当はリスボン名物ケーブルカーにも乗りたかったんですが、ホテルに戻って小休憩のつもりが疲れていたらしくふたりして爆睡・・・気が付いたら19:30(^^;
夕食の時間になっていたので、ロシオ広場近くのカーザ・ド・アレンテージョというレストランで夕食を頂きました。
アレンテージョというのはリスボンを含む地方の名前で、カーザは家という意味。
その名の通りアレンテージョ地方の家具や装飾で囲まれた素敵な空間で、地元の郷土料理が食べられるお店。
料理は今ひとつでしたが(ごめんなさい)、店内はイスラム風の中庭があったりしてとっても素敵でした。

そして、そんな店内の装飾ケースの中に、屋根ヴァのモーテルさんのお店にあったようなアイロンを見つけて密かに喜んでいた私なのでした(笑)

(右奥のアイロンね)
リスボンは予想外に寒くて、さらに平均気温の低いマドリッド行きが不安になりつつ2日目は終了。