セットや照明以外で気が付いたことなどなど…ネタバレです。



この回は、テヴィエさんからチーズを貰えないパーチックさんでした(笑)
市村さんが間違えたのか、小道具のチーズが無くてとっさに変更したのか…いずれにしても市村さんも自由くんも自然な演技だったのがさすが。
そして「えっと、ピーチックさん?」と名前を間違えるセリフは、その後のテヴィエ家のところに変更。
それに対して「パーチックです!」とすぐに反応する自由くん、ぶらぼー!

安息日の祈りの歌のところ。
「娘を良き妻に、母に」と両親が歌った後に、ツァイテルとモーテルは見つめ合ってるんですね。
今まで角度的にモーテルしか観れなかったり、舞台が近すぎてツァイテルしか観てなかったりしたので、やっとふたりの様子を確認できました。
両親や妹たちの知らないところでふたりが約束をしていることがここでも表現されているんですね。
はにかむ二人にキュンとしました(^^)

そのふたりが二幕だとやっぱり雰囲気が変わる、夫婦らしくなるのがまた好きです。
前回も書きましたが、赤ちゃんをあやしながらモーテルの後姿を見つめるツァイテルが本当に美しいのです。

実は…ちょっと意地悪く「もしラザールが若くてイケメンで初婚だったとしても、やっぱりツァイテルはモーテルを選んだのかしら?」と思ったことがあるのですが
(貧乏な家の娘だからはなから高望みはしてなかったんだろうけど、もし予想外に王子様があらわれたら気持ちが揺らがないかな?)
この夫を見つめるツァイテルの表情を見たら、たとえどんなに条件の良い男性がいても、ツァイテルが幸せになれる相手はモーテルなんだなぁ~と納得してしまうのです。

まあ、ほんとうに貧乏だけどねぇ(笑)
アナテフカを去るときのツァイテルちゃん、コートのボタンが一番下だけ違うの。仕立て屋の妻なのに、ボタンすら揃えられないの。
(と書いてたら、なんとボタンは3つとも違うとか!?byAQUA さすがにそこまでは気付きませんでした^^;)
しみ付いてるし、後ろもほつれてるし。

2年半前までは隣の劇場であんなゴージャスな衣装に羽根しょってピンスポ浴びてたのにねぇ~とか思ってしまったわ(笑)
そしたらトークショーで、この前日にベルばらを観たという千弘ちゃんが「まずアナテフカとの違いに夢を見ているのかと…(^_^;)」とか言ってるし。
うんうん、そうだよね。アナテフカでは馬車は飛ばずにパパが引いてるからね(爆)


そんなトークショーのレポはこの次に書くことにして、最後にひとつ。

結婚式の場面で、パーチックが始めたダンスにノリノリになるツァイテルちゃん。
「ラザールのように~」のとこで大ウケして、おっきく両手でパンパンパンとゆっくり拍手してました→これって姫の素のしぐさだよね(笑)
初日の頃よりのびのびと舞台で息づいているみたいで、ほんと可愛いわぁ~