1回観て楽しかったのでチケットを追加してしまいました(^^)

前回観たのは初日あけて3日目、今回は中日も過ぎて後半戦。
舞台はこなれてきてアドリブも多く(多すぎ?^^;)客席からの手拍子も大きく揃っていましたが、逆にリピーターが多いせいかドッカン!という笑いは少なくなっていたかも。

私は2回目なのでストーリーを追うのはほどほどに、前回ちゃんと観れなかった圭吾くん扮するサミーをガン観しておりました(笑)

特に1幕最後のサタデーナイト。
ここはストーリーを追っているとサミーがほとんど観れないのです。

ロビー(芳雄くん)に急接近するホリー(ゆみこちゃん)の様子に、嫉妬のかたまりのサミー。
全体的にオバカさんなサミーですが、ここは珍しく(←)シリアスなので表情がとってもカッコイイ!(笑)
ま、結局ロビーとホリーのキスを見て、泣いて走っていっちゃうあたりはオバカでキュートなんですがね。

そして、サミーをガン観すると、今度はへそ出しホリーや酔っぱらいジュリア(愛ちゃん)というカワイコちゃん達がなかなか観れないのでした(^^;
やっぱり目が10個くらい欲しいわ。



芳雄くんが文化庁の芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したということで、この日は「おめでとう」アドリブがてんこ盛り!

グレンの「ロブスターくん、新聞で読んだんだけど…新人賞おめでとう!」から始まり、あっちこっちで言ってたから覚えきれてないけど←
リンダ(徳垣さん)が超セクシーなボンテージ姿で腰を振りながら歌うえっちなシーンで「おめでとうっ!」と叫んだのには大ウケしました(^▽^)



あ、そうそうロビーたちが、ユダヤ人の成人式(?)パーティに出るシーンがありますけど。
初見でも、服や帽子、頭上のボトルには「ああ、ユダヤ独特のものなのね」と気付きましたけど、手の叩き方(両手を前に突き出すようにしながら叩く)もユダヤ式にしていることには今回初めて気付きました。
あいだに屋根ヴァを見たからこそ、ですね(^^)

それにしても、屋根ヴァの真剣勝負なボトルダンスを見ると、サミーの頭にのっかったボトルはふざけ過ぎだよなぁ(^^;




終演後にはホワイトデースペシャルトークショー!
演出の山田さんと、芳雄くん、賢也さん、圭吾くん、新納くんが登壇。

トークショー開始時には元気だった圭吾くん。
共演者の方によると、どうやら毎終演後にハイテンションらしい。エンディングの演奏に合わせて袖でフルで歌ってたりするらしい(^^;
新納くんによるとその原因は
「圭吾さん、変なタイミングでレッドブル飲むんだよ。もう終わりに近いって頃に飲むから終演後に余ってんだよ」
とのこと(^^;



さて、トークは「ホワイトデーには何を返した?」という質問から。

山田さんと賢也さんは、年代的にバレンダインデーも知らないくらいだったからホワイトデーなんて…という感じ(^^;
圭吾くんは「覚えてない」←オトボケ?
新納くんは、好きな子にはマシュマロ、普通ならチョコ、嫌いならガム…という地域ルールにのっとって「キミにはチョコ、キミとキミとキミはガム!」と容赦なく返していたらしい…ひええっ!
(当時からひどい奴なんだ、という芳雄くんのツッコミに、だって子供の頃だよ?無邪気に人を傷つけてる年頃だよ、と開き直る新納くんであった^^;)
そして芳雄くんは、手作りクッキーをたくさん作って全員平等に配っていたらしい!お返しする先が多すぎて、女の子たちが家まで取りに来てたらしい!
…す、すごいな、さすが文科大臣賞を受賞する人は違うわ←



「この作品をやって結婚観は変わったか?」

芳雄くんは、前回の上原多香子ちゃんが演じていたジュリアがおっとりタイプで、おっとり+おっとりカップルってお似合いだなぁと思っていたけど、今回の愛ちゃんジュリアはしっかり&ちょっと短気タイプ。
これはこれで互いに無い部分を補い合ってて良いな、と。そしてジュリアに怒られてるロビーを演じていて、自分自身も「叱られたい願望」が芽生えたかも?と←
圭吾くんは、ロージーおばあちゃんの金婚式パーティを見ながら、こんな風になりたいなぁと思ったそうです。
新納くんに「それって願望?」と聞かれ、圭吾くん「え、願望じゃなくて…そうなりたいという…あ、願望か!?」←マジボケ?



「結婚相手に求めるものは?」

妻帯者3人は「もう結婚しているから、ここはちょっと上手く言わないと…」的な雰囲気に(爆)
山田さんの奥さんはとにかく誉めてくれる人だそうだ。
まだ演出助手とか駆け出しの頃から「あなたには才能があるから、絶対成功するから」とずっと言ってくれていたとのこと。素敵な奥さんだねぇ←聞きながらちょっと反省した私である(^^;
逆に圭吾くんの奥さんは誉めてくれないらしい。「よそでいっぱい誉められてるからいいでしょ」と言われるそうだ(爆)
圭吾くんいわく「誉められると俺、ダメになっちゃうから…」とのこと。そっか、ダメになるタイプには厳しくでいいんだね←先ほどした反省をさっさと撤回する私である(^^;
賢也さんは…ま、色々あったらしいが…結婚に対して“穏やかな暮らし”を求めることに落ち着いたらしい←これ以上は書けないよっ(爆)
芳雄くんは、山田さんを羨ましがってました。自分も誉めてくれる人がいいなぁ~と。
舞台を観て「他にいっぱい出てたけど、あなたしか目に入らなかった」と言ってくれる人がいいみたいです。全面肯定してくれる…母親みたいなものですね、マザコンですよ男は、と言ってました(^^;
新納くんは、舞台に対してシロートな人がいいそうです。あんまり舞台に興味の無い人…舞台を観に来ても「すごいねぇ、どうやってセリフ覚えるの?」とか「衣装の下って何着てんの?」レベルの人。
ミュージカルを観まくってて「前にこの役をやった誰々さんはねぇ…」とか語れちゃうような人は絶対お断りだそうです(爆)
「だからファンとは絶対結婚しないから。僕のファンはそんな人いないと思うけど、隣の面白いオバちゃんみたいなもんだろうけど。もし違うなら、早く夢から覚めてっ!」←オネエの恰好で叫ぶ(爆)



そんなこんなで、ホワイトデーに男性陣からファンへのプレゼントというか、むしろ現実を見ろ!的な爆弾を投げつけられたような感じのトークショーでした(笑)


そしてトークショーが終わる頃には、エネルギーが完全に切れている圭吾くんの姿があったのだった←