皆様へのご挨拶が遅れまして、申し訳ありません。
最後くらい、バシッと9月末日に決めたかったですね^^;
9月いっぱいでgraspは10年を経て、次のステップに移りました。
正確にいうと10年と2ヶ月と10日。
これまで続けられたことが奇跡、だと実際思っています。
(※個人事業所の場合は会社に比べ生存率が低く、創業1年目の退出率が約40%、
5年後の生存率は約25%、10年後では約10%の生存率となっています。
今まで応援していただきました皆様、本当にありがとうございました。
心からの感謝を、言葉でもどう表現してよいものか、伝えられるのか
戸惑うくらいです。
長々とこれまでを振り返るのも「粋」ではないし
かと言って、数行の文でサヨウナラ、というのもせっかく読んでいただいた皆様に失礼と思い、少しだけ。。
graspを始めてから、本当に多くの出会いがありました。
「出会い」そして「繋がる」
それがテーマのショップだったような気がしています。
色んな方が訪れて
私のくだらないおしゃべりに付き合っていただいたり
逆に楽しませていただいて
ショッピングまでしていただいて
私は生かされていました。
[grasp]と私は、
多くの皆さんに生かされたから、今も存在できている
すごいことですね。
graspは自分そのものであり、一緒に歩んだ同志のような、何か、でした。
明日もご飯が食べれるように働いてくれる頼もしい存在でもあったし
気を抜くとすぐに怠けてしまう、手のかかる子でもあり
沢山のステキな出来事や出会いを運んできてくれる、結構イイ奴でもありました。
離れることとなっても、私の中では
別れるでも、捨てるでもなくて
ずっと変わらずに、止まったまま続いていく
皆さんと、これからどこかで出会っても
graspのノダさんだ、って言ってほしい
そんな気持ちです。
これから見つめる「10年」はとても長く思えますが
振り返る「10年」は
目を閉じると走馬灯のように流れ、
瞬きして「夢だったのでは」と・・・
最後に店頭に立った日の夜、シャワーを浴びながら本当に
そう感じました。
オープンから約1年後に50歳にして亡くなった叔父が
私に残してくれた最高の贈り物でした。
ごめんなさいとありがとうをちゃんと言えなかった
その後悔がこれまでの私の背骨になっていた
そして、暖かく応援して頂きました皆さまのお気持ちで
ずっと立っていることができました。
きっと死ぬまで
25歳の夏も
10年経って、この挨拶を書いている今も忘れないでしょう。
本当にありがとうございました。
これからのgraspと蓮井をよろしくお願い致します。
2011.10.5 ノダキョウコ
*皆様に頂戴しましたプレゼントの写真をUP致しました 10/6*