Dscf4869

薄曇りで少し肌寒い午前中
用事があって大通の真ん中に行くと、高校生?が街頭のあちこちで
「募金お願いしまーす!!!」と声を張り上げて並んでいた。
一人の男の子と目が合う。
自転車で目の前を通り過ぎる私は
少し心苦しくなる。
今日に限って小銭は1円も持っていない。
用事を済ませて、信号をはさんだ先の彼らを見る。
無意識に引き返していた。

自転車に脚をかけたまま食品売り場で崩した小銭を入れた。
「自転車なのに有り難うございます」
女の子がキラキラの笑顔で緑の羽を付けてくれた。

107円じゃ申し訳なかったデス