6年ぶりである。


今日、東京ジャズフェスティバルでカシオペア 3rd が始動した。

NHK-FMで生中継していたので聴くことができた。


キーボードの向谷氏が抜けて大高女史に代わったのが

一番大きな変更点であり、

大高のオルガンが入ることで

どのようなサウンドになるのか、

昔からのファンにとっては、それが最大の関心事だったろう。


私の感想としては、ありだった。


のっけから Fight Man、Eyes Of The Mind、Set Sail と

おなじみの曲が続く。

男性3人は、以前と特に変わったところはなかった。

ナルチョのブインブインEyes-イントロも健在(゜д゜;)

問題のオルガンだが、これがいい感じにはまっている。


向谷氏のキラキラシンセや尖ったブラスがないが、

茫洋としたオルガンが醸し出す雰囲気が

なかなかいい。

オルガンのソロは、本職だけにかっこよかった。


ただ、すべてよかったかというと、ちょっと無理があるなと

思うところもある。

Domino Line や Space Road のキメやユニゾンは

オルガンだと粒が弱いので合わない気がする。

こういうのは、向谷キーボードじゃないとね。


新曲のArrow Of Timeは、3rd向きのいい曲だと思う。

(ちょっとインスピと被る感じがあるが・・)

昔の曲もやって欲しいけど、昔のアレンジのままでなく、

3rdのイメージにあったアレンジでやって欲しいと感じた。

最後に演った Golden Waves は、そのままフィットしてたな。


あと、朝焼けは、やらざるを得ないお約束なのか( ̄□ ̄;)

さすがにもうこの歳でへいへいは、ちょっと・・・

もう演奏する方も聴く方もいい歳なんだし、

落ち着いた感じのカシオペア 3rdで続けていって欲しいと

個人的には思う。


もうひとつ、変わったこと。

それは司会屋の存在感かな。

野呂さん懸命にユーモアを交えようとしてたけど、

そこは本家司会屋には敵わなかったね(^^ゞ


早く生で、無理なら映像で見たいものだ。