こんにちは!
今日は爽やかな秋晴れとなりましたね。
皆さまのところではいかがでしょうか…。
昨日今日と、
私にとってはちょっと大きな仕事が終わり、
ホッと達成感に浸っております。
長く電車に乗る時や、
待ち時間が予想される時、
私はたいてい本を持っていきます。
セミナーの行き帰りや、
何かの試験を控えている時などは、
もちろん勉強の本を持参しますが…。
それ以外であれば、
電車には小説が一番似合う気がします。
往復4時間弱の昨日、バッグに忍ばせたのは、
『四十九日のレシピ』という文庫本。
NHKのドラマになりましたし、
映画化もされたので、タイトルをご存知の方も多いはず。
これから読まれる方には、
邪魔だと思いますので、
ストーリーはほんのちょっぴりだけ。
突然奥さんを亡くした老年男性と、
離婚を考えて里帰りをした彼の娘が、
四十九日を迎えるまでを描いた、
あたたかい物語…。
いや、参りました。
しょっちゅうジンときて、
うるうるしてしまって、
恥ずかしくなること度々…。
ほんとにいい物語でした。
進むにつれて、
奥さん(お母さん)の人生が、
描かれていくのですが、
その在り方が素敵なんです。
夫のために、娘のために、
愛する人たちのために、
彼女の残した有形無形のもの…。
それぞれの心にあたたかい灯りをともして、
寂しさの中にも、新たに歩み出せる力を注ぐ。
市販のものとは形が違いますが、
これこそ本当に素敵なエンディングノートだなぁ、
と思いました。
いま読み返しても、
昨日以上にうるうる来ちゃいます。
私の心にも、あたたかい光が灯された気がします。
こんな風に、
誰かの心にあたたかいものを残せたら素敵だな。
華やかでなくても、豊かでなくても、
それが本当に素敵な人生なんだろうな。
毎日を大切に生きて、
家庭での日々の暮らしや、
与えられた行政書士の仕事を通して、
あたたかいものを残していきたいな。
そんな風に思いました。
…なんて思っていたら、
今日の午前中、
事務所の近所でお会いした知人から、
年配の方の小さな集まりで、
エンディングノートについて、
話しをして下さいませんか?
…とお誘いを頂きました。
とてもとても嬉しいです。
ささやかな知識や経験が、
その方たちのお役に立てれば、
こんなに嬉しいことはありません。
少しでも多くお役に立てるよう、
心を込めて準備に励みたいと思います。
本当に、
今日は気持ちのいいお天気です。
秋は実りの季節、
皆さまの暮らしやお仕事に、
どうぞ、良い実りがありますように![]()
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