ちいさな行政書士事務所から -6ページ目

ちいさな行政書士事務所から

登録一年目の新米行政書士が、
ちいさな事務所を開きました。
さて、今日はどんなことが待っているのかな?

こんにちは!


今日は爽やかな秋晴れとなりましたね。

皆さまのところではいかがでしょうか…。



昨日今日と、

私にとってはちょっと大きな仕事が終わり、

ホッと達成感に浸っております。


長く電車に乗る時や、

待ち時間が予想される時、

私はたいてい本を持っていきます。


セミナーの行き帰りや、

何かの試験を控えている時などは、

もちろん勉強の本を持参しますが…。


それ以外であれば、

電車には小説が一番似合う気がします。


往復4時間弱の昨日、バッグに忍ばせたのは、

『四十九日のレシピ』という文庫本。


NHKのドラマになりましたし、

映画化もされたので、タイトルをご存知の方も多いはず。


これから読まれる方には、

邪魔だと思いますので、

ストーリーはほんのちょっぴりだけ。


突然奥さんを亡くした老年男性と、

離婚を考えて里帰りをした彼の娘が、

四十九日を迎えるまでを描いた、

あたたかい物語…。



いや、参りました。


しょっちゅうジンときて、

うるうるしてしまって、

恥ずかしくなること度々…。


ほんとにいい物語でした。


進むにつれて、

奥さん(お母さん)の人生が、

描かれていくのですが、

その在り方が素敵なんです。


夫のために、娘のために、

愛する人たちのために、

彼女の残した有形無形のもの…。


それぞれの心にあたたかい灯りをともして、

寂しさの中にも、新たに歩み出せる力を注ぐ。



市販のものとは形が違いますが、

これこそ本当に素敵なエンディングノートだなぁ、

と思いました。


いま読み返しても、

昨日以上にうるうる来ちゃいます。


私の心にも、あたたかい光が灯された気がします。



こんな風に、

誰かの心にあたたかいものを残せたら素敵だな。


華やかでなくても、豊かでなくても、

それが本当に素敵な人生なんだろうな。



毎日を大切に生きて、


家庭での日々の暮らしや、

与えられた行政書士の仕事を通して、

あたたかいものを残していきたいな。



そんな風に思いました。





…なんて思っていたら、



今日の午前中、

事務所の近所でお会いした知人から、


年配の方の小さな集まりで、

エンディングノートについて、

話しをして下さいませんか?


…とお誘いを頂きました。



とてもとても嬉しいです。



ささやかな知識や経験が、


その方たちのお役に立てれば、

こんなに嬉しいことはありません。



少しでも多くお役に立てるよう、

心を込めて準備に励みたいと思います。







本当に、

今日は気持ちのいいお天気です。


秋は実りの季節、


皆さまの暮らしやお仕事に、

どうぞ、良い実りがありますようにビックリマーク



ペタしてね



四十九日のレシピ (ポプラ文庫)/ポプラ社
¥648
Amazon.co.jp