こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

ボストンテリアの妄想は膨らんでいます。

 

が、膨らんだものは萎むもの。

 

調べれば調べるほど、生き物と暮らすことの難しさを感じます。

 

犬といえど大切な命です。

 

引き受けられるかどうか、よくよく考えて決めることにします。

 

 

本日役には立つのお話です。

 

ピアノを再開してそろそろ5年めのぶどうさん。

 

秋の発表会が終わったら丸4年続けていることになる。

 

すぐに挫折したり、辞めたいと言ったりしたが、何とかここまで来た。

 

辞めたいという気持ちはゼロにはなっておらず、あまりのへたくそさに絶望を感じるたび、ピアノを弾くことの意味を考えさせられる。

 

練習してこうも上達しないのは、脳に欠陥があるのではと自分自身が怪しくなってくる。

 

稼ぐ目的なく何かを習うことは、時間とお金を浪費すること。

 

ぶどうさんにとって、ピアノは浪費以外のなにものでもない。

 

さらにピアノは、タイムパフォーマンスが悪い。

 

時間芸術だし、あっという間に弾けなくなるし、毎日やらねば後退の一途。

 

毎日やっても、やり方を間違えたら後退する。

 

ピアノが向かないとは思っていたが、ここまでとは!!

 

なぜにピアノにこだわるのかはわからない。

 

諦めが悪いので、やれるとこまでやって辞めてもいいやと最近は思うようになった。

 

時間の無駄遣いは人生の無駄遣いだ。

 

ピアノはぶどうさんの人生に全く役には立っていない。

 

そう思っていたが。

 

あることが、ピアノのおかげですごく改善していることに気が付いた。

 

それが、動体視力。

 

ぶどうさん、子供のころから運動神経ゼロである。

 

当然動体視力もそれほどよくはない。

 

運動しないので動体視力なんて必要ないが、生活の小さな場面で役立つことに気が付いた。

 

例えばモノを落としそうになった時。

 

結構な確率でキャッチできるようになった。

 

また家に入り込んだ虫を仕留めることができるように。

 

うーん、これって。動体視力のおかげかも。

 

そして多分、ピアノのおかげだ。

 

速い曲が弾けないぶどうさんでも、練習曲はある程度の速さに引き上げなければならない。

 

ピアノを弾くということは、すごい速さで鍵盤を認識し音を鳴らしていることでもある。

 

楽譜をガン見するのであまり鍵盤は見ていないが、音が飛ぶときはちらっと確認するし、その一瞬はかなりの速さだと思う。

 

ずっと前、探偵ナイトスクープかなんかで、ピアニストの動体視力を試す回があったと思う。

 

バッティングセンターで高速球を打つとかいうものだったような(うろ覚え)

 

その時はフーンと思ったが、ピアニストってすごいんだなあ。

 

スポーツをするなら、ピアノを習った方がいいのでは。

 

下手くそピアノ弾きでも動体視力は上がるのだから、ピアノはそういう意味で役に立つ。

 

方向性は違ってきたけど。

 

ピアノは上達しないが、蚊や虫を仕留められるようになったのでまあいいか。

 

ピアノに払った月謝で、妙なことだけ得意になったぶどうであった。