こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

パン屋さんでパンと500ml紙パック入りカフェオレを買いました。

 

持ち帰って袋を開いてみると、ストローが。

 

うーん、このおばちゃん一人で飲んでしまいそうと思われたんでしょうか・・・。

 

とはいえ、お心遣いありがとうございます!

 

本日得か否かのお話です。

 

 

 

最近家が完成し、引っ越したぶどうさん。

 

去年の今頃のブログを見たら、まだほぼ白紙状態だった。

 

あのときは諸々の悩みが深かったのに、展開の速さにびっくりした。

 

その当時考えていた、そして多分そうなる、終の住処に今いる。

 

理想通りだったのかというと、そうでもない。


理想というより、希望通りにはいかなかった、というのが本当のところか。

 

実際に住んでみたら、当初の理想がなんだったのか思い出せない。

 

一方こうしたかった、こうすればよかった、というのは後からボロボロ思いつく。

 

希望通りの家を作れればそれに越したことはないけれど、お金が際限なくかかる。

 

まだまだ若くてバリバリ稼ぐ当てがあれば、お金をたくさん借りればいいだけのことだが、アラカンではそうもいかない。

 

どこか妥協し、代替案を受け入れることになる。

 

それもまた、悪くはない。

 

満足のほうが大きければ問題なしだ。

 

引越しの後ある程度大物の片付けが済み、片付けに傾けるエネルギーが枯渇してくると世の中のことが気になってきた。

 

ネットニュースをチョロチョロ見ていると、ピアノと住宅の話題ばかり目が追ってしまう。

 

どちらもここ数年気を付けていたので、逃さずチェックする癖がついてしまったようだ。

 

どちちらも買って結論はだしているし、買い替えようにもこれ以上お金はないので、読んでも仕方がないのだが(笑)

 

そんな境地だからか、タイトルをみたり記事を読むとき、それらにパターンがあることに気が付いた。

 

どっちが得か損かという切り口が多いのだ。

 

その方が読者の心をつかみやすいからだろう。

 

戸建対マンション、賃貸対持ち家、中古対新築、注文住宅対建売、などなど。

 

対比させて書く方が読者に親切だし、選択の余地を持てるからだろう。

 

悪役がいないとヒーローが引き立たない、存在理由がないというのと同じ?

 

これらの記事を読み今思うのは、住まいは得か否かだけで選ぶものではない、ということだ。

 

何が正解かは各人違うし、お金のことは大事だ。

 

住まいは何かとお金がかかる。それが賃貸でも持ち家でも。

 

住まいにばかりお金をかけるわけにはいかず、収入を適正に振り分けて人生をうまく回していかねばならない。

 

だから金銭的にお得な方を選ぶというのは決して間違いではないし、正解ではある。

 

それでもあえて言うなら、住んで暮らして、満足と充実があると思える方を選ぶのがベターではないだろうか。

 

住まいはただ雨風をしのげればいい場所ではないし、不満や苦痛のあるところに住むと心身の健康を蝕む。

 

家とは心身を休めるための安心安全を担保するところであり、豊かな時間を持つ場所だ。

 

そんなところを選びたいし、それらはお金では買えないものをもたらすだろう。

 

現実問題、資金は重要だし普通の人の選択の幅はそんなに広いわけではない。

 

でも得か損かだけでなく、暮らしに満足や充実があるか、そこも検討に入れるとよりよい住まいを得られるんではないかと思う。

 

え?ぶどうさんは満足しているかだって?

 

それはまだわからないけど、引っ越してよかったなとは思う。

 

弱音ペダルを踏まずにピアノを弾けるようになったから(笑)

 

多分終の住処になった家で、忙殺から解き放たれつつある3月の終わりの朝に。

 

ちんまりパソコンの前に座ってブログを書くぶどうであった。