こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今年初のりんごを食べました。
りんごは昨年からお値段がとても高くなりました。
梨もお高いですね。
世の中高級フルーツばかりになって、手が出なくなりつつあります。
それでも!
旬のフルーツをたっぷりは無理でも、ほどほどに食べて元気に長生きしましょう!
本日体験ゼロのお話です。
50台後半、アラカンのぶどうさん夫婦。
還暦が見え、夫の定年がちらついてきた。
昨今どの会社でも定年の延長が実施されており、夫も延長はされるものの65歳まで現役とはいかず、途中で放り出される。
それに60歳以降は、同じ仕事でも降格&給料が減るので何の愉しみもない。
そろそろ身の振り方を考えたら?とおせっかいながら口に出そうになってしまう。
平日は、職場と家の往復で一日がつぶれる。
休日は、いくつかのスケジュールをこなした後なんとなく時間が過ぎて夜になる。
この調子では現役を退いた後、どうなるか心配になってきた。
時間は誰にとっても平等で、容赦なくさらさらと流れていく。
気づいたら半年1年10年経っているだろう。
計画性をもって日々過ごさないと、あっという間に年老いてしまう。
折角自由に使える時間があるのに(お金も自由になるといいのになあ)、もったいない。
何かやりたいことはないの?と夫に聞くが、さしてないという。
趣味がまるでないのだ。
夫は、やろうと思うことは継続できるタイプだ。
三日坊主のぶどうさんとは大違い。
園芸(本格的な趣味ではない)やストレッチなど地味に一人でやるものは続けている。
それなら、65歳以降本気を出せば何かできるだろうに、と思う。
しかし全然やりたいことがないらしい。
なんだかもったいない。
夫は今どきで言う、体験ゼロだ。
ほとんど習い事をしたことがない。
一時期スポーツをやっていたがすぐ辞めさせられたそうだ。
習い事をしてこなかったため、ぶどうさんのピアノのレッスン通いを理解できていない。
いつも、ピアノのレッスンをピアノの練習という。
いやいや、練習は家でやるもので、レッスンはその成果を見てもらって次につなげるものなんよと説明した。
けれど、ぶどうさんが習い事をすることに反対はしない。
すきなことやれば~?と、理解とお金を出してくれる(ありがとう!)
子供の頃体験ゼロだと、その子供も体験ゼロになりやすいと、ニュース記事で読んだ。
逆に親が習い事などをしていると子供も何らかの形で習い事をするとも。
ぶどうさんの母は独身時代はピアノこそやっていないが、お茶にお花に書に料理と習い事三昧だった。
結婚後も父の理解があってか、お菓子作りや編み物や洋裁、スポーツなどやっていたなあ。
親の体験や姿勢は、子供に大きな影響があるのかもしれない。
夫の家が経済的に苦しい訳でもなかったのに習い事をさせなかった理由はわからない。
継続力のある素晴らしい資質を持った子供だったのに、なんだかもったいない気がした。
今は普通のオジサン(笑)
夫はやりたいことに蓋をしてきたせいで、やりたいこと自体が分からなくなったのだろう。
定年退職後にやることのないオジサンとならないよう、今から何か探し始めてもらいたい。
これはすべての人に言えるが、たとえ子供の頃体験ゼロでも大人になってからやれるチャンスはあるのだと、気が付いてほしい。
今が一番若い時、チャンスがいつでもぶら下がっているのだから、見つけたら始めてください。
すべての人が充実した毎日を送り、豊かな人生になりますように。
殺伐とした世の中になりつつある現代、社会の方向性を変えるには、この方向が一番だと思うぶどうであった。