こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
急に冷えだしましたね。
長袖シャツ1枚で出かける期間は短そうです。
今できるおしゃれを楽しんでくださいね。
本日木綿と絹ごし・・・のお話です。
10月最初のピアノのレッスンに行ったぶどうさん。
結果は惨敗。
ハノンは駒を進めたが、3番も弾いてきてと言われたツェルニー40番は2番で足踏み、バッハに至ってはまるっと弾き直し、ベートーベンはポリリズムができず延々指導が続いた(涙)
ツェルニーの敗因は、1番同様エチュードとはいえ曲になっていなかったから。
お師匠によれば「弾けてはいるけど、ただ両手の音を合わせているだけ」になっているらしい。
弾けてはいる、といっても、指定速度ではないのでやっぱり弾けてない(笑)
40番の入り口でこの調子だと、この曲集が終わる日がくるのかわからなくなって来た。
バッハ平均律16番がまるまる弾き直しの理由は、8分音符の統一性のなさ、であった。
ノンレガートかレガートかどっちかにして、ってことで、全部の8分音符を見直してノンレガートで弾き直しになった。
プレリュードの場合それほど骨は折れないのだが、フーガまで弾き直しなので気が遠くなった。
フーガは4声なので、それぞれの声部での見直しだ(涙)
ベートーベンソナタの10番では、右手三連符と左手三連符の箇所があり、3つと2つ音符を均等に割り当てて合わないように弾かねばならない。(って説明でいいですかね?)
前回もその部分がおかしかったので猛練習していったのだけど・・・。
やっぱり弾けてないらしい。
左手三連符の方は、家では弾けていると思っていたのに、お師匠宅では全然弾けなくなっていた。
それで超スローで弾くよう指導を受けたのだが、それでもうまくは弾けなかった。
頭で理解していないのが主因だが、どうもピアノの勝手が違うなあと困惑していたのもあった。
鍵盤がぷわんぷわんして、左手三連符が弾きにくい。
そういえばバッハのプレリュードのトリルも弾きにくかった。
ピアノの鍵盤の反応が違うせいだろうか。
ぶどうさんちのピアノはアップライトピアノだ。
お師匠宅は、グランドピアノ。
ぶどうさんちのピアノではトリルを弾く前に鍵盤に指を置いて置けるくらい、鍵盤の表面はしっかりしている。
でもお師匠宅のピアノだと、まるで豆腐の角が崩れるように鍵盤が押されてしまう。
たとえて言うならぶどうさんちのピアノの鍵盤が木綿豆腐で、お師匠宅のピアノが絹ごし豆腐みたいな感じだ。
ちがうたとえで言えば、寒天がぶどうさんち、ぷるふわゼリーがお師匠宅のピアノ。
アップライトとグランドの違いなのだろうか。
それとも、戸惑いの原因はグランドの弾き方が分かっていないせいなのだろうか。
不思議なことに、鍵盤の幅も微妙に違う気がした。
白鍵の幅が違うなんてことが、あるだろうか。
ベートーベンの曲は微妙に指が届かないところがある。
なんとかかんとか弾けるように工夫していたのに、お師匠宅では届かなかったのである。
終の棲家では是非ともグランドピアノを買うつもりだ。
単にほしいからなのだけど・・・。
グランドピアノを買ってもバラ色のレッスンにはなりそうにないと思い始めた。
グランドで練習してからのレッスンなら違和感はなくなるのか、それともピアノによる個体差だから埋めようがないのか。
にわかにグランドピアノの購入、選定さえもが不安になってきた。
木綿豆腐のアップライトは、夜の練習用に維持するつもりだ。
今回の一件でアップライトで弾くこと自体、あまりよろしくないのかと悩ましい。
完璧と考えていた終の棲家のピアノ計画は、本当に大丈夫なのか、よくわからなくなったぶどうであった。