こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
1週間ほど前に仕込んだ醤油こうじがいい感じになってきました。
糀は量り売りのものを使っています。
フレッシュなので、発酵がスムーズで、芯が残らずいいです。
もしそういうのを見つけたら、お試しくださいね。
本日昭和な、のお話です。
終の棲家づくりをしているぶどうさん。
半年以上全然話が進行せず、大丈夫かなーと思っていたがやっと少しずつ前進し始めた。
大方の見積もりが出て、手付金を払い、‥‥でそこからも時間がかかった。
なんとか着工にこぎつけたが、最終金額はまだ出ていない。
最後に調整するらしい。
で、金額は見積もりより減るかというと、さにあらず。
何やかや追加したり、施主支給品を取り付けてもらう、なんてことをしていたらまたしても金額上昇。
当初考えていたよりものすごく金額が上がった。
どうするよ・・・・。
ネット情報では、地方の建設会社に頼むと、大手メーカーよりは安くなるという噂だったが。
最終金額を考えたら、大手メーカーと同じくらいかかっている。
ああ。。。。。。
そして、全然おしゃれじゃない。
堅実。
シンプル過ぎるくらいなので、おしゃれなものをつければ映えるのだろうが、資金もセンスも限られるので、もうこのままいくことにした。
最終的な金額を考えると、本当にこれでよかったのか考えてしまう。
一方で、そこを選んだ最大の理由が、頼んだらすぐ来てくれるような小さな会社だったこと。
水道工事や電気工事など、専門の人にお願いする必要があるものは丸投げするだろうが、すべての窓口になってくれるらしい。
今はいいが、年をとったら、屋根の修理だ水漏れだ、リフォームだなど家関係の詐欺話に引っかかるかもしれない。
それへの対策として、相談できるところを持っていたら少しは違うかもと考えたのだ。
子供のいない、よそ者で相談する人がいないとなると、付け込まれるだろう。
詐欺にお金をとられるより、ちゃんと労働している人にお金を払うのだと思うと誇らしい。
その会社の後継ぎはぶどうさんたちよりずっと若いので、しばらくは安泰でもある。
なんでもそうだが、少々の値段の高さよりは、誰から買うかが大事だ。
あら。
けちんぼのぶどうさんらしからぬ言である。
まあでも、けちんぼだけど、大物やずっと使いたいものはちゃんとしたところで買うことにしている。
同じもので安く売っている店はあるし、物によってはそれでいいと思う。
ただ、いろんなお買い物をしてきて、失敗したなあと思うことは沢山ある。
その失敗は、値段だけで買い物をした場合が多かった。
気持ちのいい対応をしてくれるお店は、故障時の対応がよい。
大きな店小さな店関わらず、そういうお店で買い物をするようになった。
何を買うかどこで買うかも大事だけど、誰から買うかも大事な要素なんだなあとこの頃思う。
それって、ぶどうさんちの親と同じ。
年齢を重ねてきて、そういう傾向になったんだろうか。
昔は地域にいろんな専門店があって、みんなそこで買っていた。
それしかなかったから、ではあるんだけど。
量販店ができ、通販が主流になり、田舎の個人商店はなくなっていっている。
ある意味ぶどうさんちは、昭和スタイルに戻ってきているかもしれない。
頭の中が昭和だから、ね。
究極は自分達の身を守るための利己的ともいえる行動だが、まじめに働いている人や店を応援して頑張ってもらうことは大事なことで、それがお互いのためになるのだから悪い話ではない。
いい循環がいい社会を作る。
戦後を引きずった、少々薄暗かった昭和時代。
高度経済成長期に、今だけを生き、妙な明るさの中で深慮が欠けた昭和時代。
それでもいいところもあったんだなあ。
昭和な頭で昭和なお買い物をしながら、丸腰で老後の令和を生き抜くことにするぶどうであった。