こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

百日紅(さるすべり)の花が咲いています。

 

夏の花だったと気づいたのは最近です(遅っ)

 

夾竹桃も夏ですね。

 

夏の暑さに燃えるピンクの花が物悲しいです。

 

今日は広島に原爆が落とされた日です。

 

この日を忘れないようにしたいです。

 

 

本日急がば回れのお話です。

 

 

ピアノを再開して3年目終わりにして、やっとツェルニー30番が終わったぶどうさん。

 

さあさあ、次は、ツェルニー40番。

 

望んだわけではないが流れでこうなった。

 

どこまでもいつまでもツェルニー先生を抜けられないぶどうさん・・・・。

 

それでも、1巡目よりは楽しんでいる自分がいる。

 

昔弾いておぼろげながら曲が分かっているので、脳内で音楽が流れやすい。

 

弾く方では苦戦しているのだけれど。

 

その苦戦も、なんだかんだ言って練習曲好き故、へこたれながらも前に進んでいる感を楽しんでいる。

 

ところでその40番。

 

実は20年以上前に、CDを買った。

 

教本シリーズとして発売されているもので、30,40,50番をそろえて購入した。

 

おそらくすべて田村宏先生演奏のものだ。

 

(50番は弾きもしていないのにCDだけある!用意が早すぎ)

 

ツェルニーの場合譜読みは難しくないので、単に曲を知るためだった。

 

・・・・立派にズルである(笑)

 

面倒くさがり屋なので、曲が進むたびにCDをチェックして、という使い方はしていない。

 

1、2回する~っと聞いて、その後聞いてない。

 

もったいないことをした。

 

忘れっぽいぶどうさんであるが、1番の演奏だけはよく覚えている。

 

とんでもないテンポの曲だったのだ。

 

楽譜では二分♩で108の指定であり、おそらくそれを守られているのだろう。

 

ほぼ神業。

 

ぶどうさんの一巡目が一体どれくらいのテンポで弾いて合格したのか記憶にないが、四分♩で108だったのかも怪しい。

 

昔の方が運動神経も反射神経も優れているが、50半ば過ぎで3年間一所懸命30番を頑張った蓄積がある。

 

指があまり動かないのは相変わらずだが、せめて四分♩=108で弾くことを目指し、8月のレッスンに臨んだ。

 

レッスンで1番を一通り聞いてもらった後、お師匠が開口一番おっしゃったことは。

 

「左手弾いてみて。ただ弾いているだけでしょ。」

 

あ”

 

なんと、ツェルニー30の1番を弾いたときとほぼ同じことをまたしても言われてしまったのである。

 

デジャブ・・・

 

3年経って何の成長もしていなかったのが証明された瞬間であった。

 

そのあと諸々アドバイスをいただき、次回持ち越しとなった。

 

お師匠はぶどうさんが見えてない部分をご指導くださるのでありがたい。

 

すぐに忘れてしまうけれど、辛抱強く教えていただけて、幸せなのかもしれない。

 

レッスンが終わった後は、ほとんどが全部一回振出しに戻る。

 

解体バラバラ。

 

一からやり直す気持ちでいくほうが、結果回り道しないことに最近気が付いた。

 

急がばまわれ、だ。

 

ぶどうさんは進み具合がノロノロで、成長は遅いけれどまあいいさ。

 

秋の発表会が終わったら、ロマン派ばかりではなく、ベートーベン先生かモーツアルト先生の曲を始めようと思っている。

 

ツェルニー先生の練習曲を抜けられず無駄に努力しているので、ベートーベン先生にしようかなあ。

 

これも、急がば回れ(笑)の精神が功を奏すはず(かなあ???)

 

体力がある還暦前に、もっとたくさんの時代の曲を体験しておきたいぶどうであった。