こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
ちび断を忘れ忘れしながらボチボチ続けています。
ちょっとはきれいになった・・でしょう、そう思いたい。
本日たまのお手入れのお話です。
ブログを書いていたぶどうさん。
ちらとまわりに目をやると、テーブルの汚れを見つけた。
テーブルは半年ほどお手入れしていない。
そろそろやらなくちゃ、と思いつつテーブルに物が乗っているので後回しにした。
ぶどうさんちでは、ご飯もパソコン作業もなんでもダイニングテーブルで済ます。
ダイニングテーブルは1メートルほどの丸テーブルだ。
椅子は3脚ついていたので、3人掛けの想定なのだろう。
なんだか中途半端だ。
結婚の際両親と一緒に田舎の家具屋に行って、父が選んでくれた。
狭いアパートの台所には丸テーブルでないと、と父が頑なに譲らなかった。
ぶどうさんとしては四角がよかったし、4脚でないことが不思議だった。
これから家族が増えるのにと思ったが、結局2人なので3脚でも余る(笑)
丸テーブルは座る人数が増えても少々の融通が利いて便利な面はあるが、通常使うには作業面積が少ない。
また、ぶどうさんちの実家のダイニングテーブルがいつもものでいっぱいで嫌だったので、テーブルには絶対に常時物をのせないようにしている。
よってぶどうさんちのテーブルはいつもここだけ!スッキリ片付いている。
パソコンの作業を終え、テーブルの上を空にしたところでたまのお手入れをすることにした。
なんて言うとスペシャル感があるが、何のことはない。
オイルで拭くだけだ。
スプレーなので、テーブル表面に吹き付けボロ布(懐かしい言い方)で延ばして拭くだけ。
仕上げに乾拭きをする。
これで合っているかどうか、全然わからない。
これをするとちょっと家具がよみがえる気がする。
たまに木にくたびれ感がでたらするようにしている。
手入れ方法が分からない理由は、なりゆきでオイルを手に入れたからだ。
そのオイルは、とある家具屋さんで購入した。
実家じまいをするとき、母の鏡台だけはもちだしたものの、あまりに小汚くそのまま持って帰る気持ちになれなかった。
外装もだが引き出しも、鏡も、全部ひどい状態だった。
その鏡台は、母がなくなったら持っていくようにと言われていたものだ。
その前に実家がなくなるという事態になったので、予定変更。
昔ながらの良いものだと常々言われていたので、捨てるわけにはいかなかったのだ。
お金をかけて修理と化粧直しをしようと決め、家具屋さんにもっていったところ。
品物を見て、言いにくそうに、こういったものは直す価値はありませんと言われた。
無垢の品ではなく貼り物だし、きれいにしようと思えばかなりお金がかかりますと。
そこまでしてやりたいのでなければ、そのまま使われては、とのことだった。
60年前の鏡台には価値はなさそうだった。
家具屋さんは表面を拭いてくれたが、さほどきれいにはならなかった。
自分できれいにするにはどうしたらいいか聞くと、そのオイルを教えてくれた。
じゃあそれを買いますと勢いで言ったものの。
ちいさなボトルなのに結構なお値段でびっくりした。
修理する気で持ち込んだ鏡台は外が拭かれはしたものの、中も金具もひどいまま。
何しに行ったんだろうと、がっくりした。
ただ高い家具用オイルを買っただけにおわった。
その後金具を変えたりやすりをかけたりと色々したが、鏡台は思ったようにはきれいにならなかった。
鏡台はきれいにならなかったが、そのオイルを使ってテーブルや食器棚はきれいになった。
なんだか皮肉。
ビックリしたお値段のオイルだったが、4年ほど経ってもまだそんなに減らず。
10年は軽く使えそう。
お得な買い物だったのかも(笑)
単に手入れ回数が少ないだけなんだろうが、家に一本あって悪くないものだったと今頃思うようになった。
おそらくあんな機会がなければ絶対に知らなかったし、買おうとは思わなかった家具用オイル。
いいものとの縁ってあるんだなあ。
けちんぼゆえオイルの付いた布をそのまま捨てるのがもったいなく、テーブルのお手入れついでに椅子を拭くぶどうであった、