こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
雨のち晴れのお天気になりました。
桜は散ってしまい、山は緑に戻りました。
新緑がまぶしい!
同じように見える景色は、同じではないのだと、今日この日の景色を楽しみましょう。
本日、先の長い話です。
終の棲家の間取りを考え始めたぶどうさん。
妄想力はたくましいが、想像力に乏しいせいか、なかなかいい案が浮かばない。
夫とは根底から家に対する考えが合わない。
お願いする予定の建築会社の案に対しての意見が夫婦で違うため、困難を極めている。
今の段階では建築会社は本決まりなのだが、意見が合わなければ最悪お断りする覚悟で何度も打ち合わせをすることにした。
その建築会社は設計の段階から有料だ。
巷にある、間取りだけタダで書いてもらえるわけではないので、それをもとに数社相見積することができない。
もったいないようだが、自分らで間取りを書けるわけでなし、プロに頼むしかない。
逆に有料だからこそ互いに本気になれるので、それは良しとした。
数千万の家を建てるために、数十万をケチって失敗するよりマシだ。
打合せはまだ2回だが、1回目には間取りと模型が出来上がっていた。
間取りの打合せ前に、我が家への訪問があり、要望書をだしていたのでそれをもとに作ってくれたらしい。
いやいや、間取りを見てもいないのに模型を作るのは早すぎでしょ。
それより先に間取りを見せて進捗状況を報告して、意見を汲んでほしい。
模型を作るだけ無駄である、と困惑したものの。
打合せから帰宅して、提案された間取りを確認する際、この模型が非常に役に立つことが分かった。
最も感心したのが、窓の位置と日当たりの関係がわかりやすかったことだ。
模型なので実際の状況を反映しているとはいいがたいが、家のどの位置まで明かりが入ってくるかがよくわかるのだ。
ぼんくらなぶどうさんでさえ、一目瞭然だ。
想像力がなくても、疑似的に見ることができる。
家の模型って、そうやって見るし使うのかと、初めて知った。
50過ぎても、体験していないことは知らないことばかりなのだなあ。
2回目の打ち合わせまで1週間しかなかったが、模型を見ながら夫婦でケンカしながら提案の修正を考えた。
かなりいろんな案が出て、それを建築会社に提案したものの。
向こうからは全然反応はなく。
意思疎通がスムーズにいかないもどかしさを感じた。
希望をとおすために大胆変更案を画策してみたが、一周回って、結局最初の案に落ち着くことになった。
大まかには、建築会社の案がいいことに気が付いたからだ。
細かい変更は必要だが間取りに関しては大枠それでいい。
やっぱりプロは違うな、と感心した。
それでも細かい点は、まだまだ夫もぶどうさんも合点が行ってない部分がある。
間取りでこれだけもめるのだから、設備とか仕様とかをきめるのに、もっともっと時間がかかることだろう。
一体いつ着工できて、完成して、引っ越せるんだろうか。
土地を買ったわけでもないので、まあ焦ることはないが。
先の長い話に、家を建てるって人生の一大事業なのだなあと、感嘆するぶどうであった。