こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
最近眠くて仕方がありません。
春が近づいてきたせいか、睡眠不足か。
日差しは明るくなってきましたね。
寒さのぶり返しはありそうですが、春はそこです。
元気に参りましょう。
本日あわてんぼうのお話です。
のん気に生きていると思っていたぶどうさん。
ところが最近、ものすごくせっかちなのではないかと気が付いた。
夫に家事を頼んでいるときに「早くして」でかけるときは「早く用意して」などとばかり言っているのである。
もし子育てママをしたなら、失格の烙印を押されるに違いない。
自分のペースに合わないとイライラするようだ。
のん気だと思っている割には、おっちょこちょいであわてんぼうなところがあり失敗が多い。
これは改めないと、と思っていたが、どうやらこの性質はピアノにも出ている。
以前メトロノームのところでお話したが、ぶどうさんはテンポを一定に守れない。
速くなったり遅くなったりで、音楽をする人が聞けば、気持ち悪い演奏らしい。
テンポを守れないのは、簡単なところは速く弾き、難しいところは遅く弾くせいだと思っていたが、どうもそれだけではない。
メトロノームに合わせて練習するときも、途中で何となくテンポが合わなくなることがあるのだ。
原因がわからないままだったが、新年あけのレッスンで一つ謎がとけた。
当たり前だけど、ピアノは、音符の通りの音と長さで弾かねばならない。
小節がいくつも集まって曲になるのだが、1小節ごとにまとまりがあり、お約束がある。
ピアノが下手なぶどうさんは、そういう細かいことを意識するのが苦手で、うやむやだ。
それでも書かれた通りに弾いているつもりだった。
右手と左手を合わせて弾く、拍の頭を意識するとやっても、なんだかテンポが合わない。
ところが。
お師匠の一言で気が付いた。
「最後の音、ちゃんと16分音符の長さで弾いてね」
え?
なんとぶどうさん、小節の終わりの音を、指定の長さに弾かず、次の小節に移っていたことが判明したのだ。
つまり、テンポがおかしくなる理由は、小節の最後の音のながさが足りなかったのである。
ああ、のん気どころがせっかちのあわてんぼうである。
一つ一つ、小さな不足が積み重なって大きくテンポがずれていたのだ。
音符の通りの音と長さ、ちゃんと守らなくては。
ピアノって、見えないお約束事が沢山ある。
専門的な教育をうけていないし、趣味程度なのでわかる範囲で、とお茶を濁していたが。
知らずにやらかしていることや、無知ゆえにうまくいかないモヤモヤが積もっていっている。
不文律の、ピアノ弾きさんの常識が、ぶどうさんにはまるでない。
今回の気づきは、当たり前なのに当たり前にできていなかったことだった。
あわてんぼう故の失敗か。
長くピアノを弾きたいなら、少しずつでも常識を学ばないといけないなあと反省したぶどうであった。