こんにちは。
ぶどうさんです。
今日は冬至ですね。
雪が積もったところも多いことでしょう。
かぼちゃと柚子湯で芯まで温まってくださいね。
本日「目の前のことを地道に」のお話です。
引きこもり主婦故、情報や社会的視野の狭いぶどうさん。
小さな世界の中で小さく暮らし生きている。
それもまたよし。
華々しい舞台で生きる人がいる一方、背景として生きる人生がある。
どちらもあり。
背景だとしても、その人の人生としては主役だ。
視点を変えれば舞台が変わるし、晴れやかな舞台はその背景によって支えられていることさえあるのだ。
誰しもが誇りをもって堂々と、素敵に生きましょう!と言いたい。
あ、そんな話ではなかった。
引きこもっていても、小さな世界の中に真理は潜んでいる(大げさ)
最近感じた真理は「目の前のことをきちんと見ず、やらず、よそ見ばっかりしてるよりは与えられた課題をこなすことの大切さ」だ。
実はぶどうさん、ちょっとトリルに悩んでいる。
ピアノの弾き方で、装飾音なのだが、二つの音を細かく速く、時に長く鳴らすことだ。
長いトリルは、初級~中級入り口に停滞するぶどうさんが弾ける曲にはほぼ出てこない。
しかし今弾いているモーツアルトの幻想曲ニ短調では、ちょっと長めのトリルを弾かねばならない。
これが、弾けないのだ。
手首を動かすことでなんとか(誤魔化して)弾いてはいるが、理想は指だけで弾くこと。
次回仕上げまでにはできそうもない。
ここはあきらめた。
トリルが上手な人は鳥がさえずるように弾いている。
ああなりたいものだ。
ハノンのトリルのところを毎日練習するが、全然できない。
Youtube番組でトリルのコツとかを見るも、解決しない。
しまいには、トリルの練習の楽譜を見つけ、この楽譜を買ってやったらできるかもと妄想する始末。
いやもう、手一杯ですから。
楽譜を買ってもこなせるはずはなく、どうするかなあとボー然としていた。
鳥のさえずるようなトリルは、長い時間をかけて練習するしかないのか。
来週仕上げなのに(涙)
そんな焦りの中、レッスン用の課題を練習していて、気が付いた。
今練習中のバッハの平均律1巻11番プレリュードは、長い装飾音が多い。
11番は平均律の中ではレベル的にやさしい方らしいが、装飾音が厄介だ。
長めのトリルは苦手だなあと思っていたが、これ、ちゃんとできるように練習したらいいんでは?!と閃いた。(遅)
右手に左手に出てくるトリルは、縦の音を合わせて弾く必要がある。
そんなに早く弾く必要はないけれど、細かい動きは同じだ。
わざわざ新しい楽譜を取り寄せてトリルだけ練習するのもいいけれど、目の前のことを地道にすることの方が近道である。
というか、一石二鳥だよね。
一つ一つ目の前の課題をクリアしていくことが、遠くまで行ける秘訣なのだろう。
うんそうに違いない。
そんなこんなで。トリル。
鳥のさえずるようなトリルができるように、まずはバッハを頑張ることにした。
トリルを弾きながら鳥ルルルと歌えるようになれといいなあと、一石二鳥を試みる相変らずの妄想ぶどうであった。