こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
手が冷たすぎるのか、スマホが全然反応しません。
ついでに手を洗い過ぎて指紋がないのか指紋認証できません。
文明の利器が不便のブツになりつつあります・・・。
本日考えどころ2です。
終の棲家のお話連投失礼します!
終の棲家の土地探しのお話をした日。
とあるブログでも同じようなお話がなされていたので、驚いた。
最近の土地取引のお話だったのだが、聞いた通りのことであり、どこででもやられていることなのだと理解した。(リブログが許されるならしてみますね)
いい土地は業者(デベロッパーや建築会社)が持っている、ということか。
実際いいところの土地は建築条件付きがほとんどで、建築会社がその土地をもっていた。
もし建築条件を外すとしたら、お金を積まないといけないという噂も。
とすれば、土地探しからの家づくりの人は、地方の一工務店ではなく土地を持っている建築業者や大手のハウスメーカーと契約したほうがいいとなる。
今の現状は地方の工務店潰し?
いやいや、そうでもないようだ。
工務店のお仕事は土地持ちの人の建て替えや、リフォーム工事請負があるので、ぶどうさんたちみたいな土地なし人は勘定にも入ってないかも。
無限にお金があればどんな土地でも買えるのだろうが、そうもいかない。
土地と建物の両方価格プラス諸費用が無理のない想定内でないと、定年を見据えた夫婦には厳しいことになる。
だからといって安ければなんでもいいわけではない。
土地と建物がまあまあ満足できるような物でないと、後悔する日々になってしまう。
その土地の選択ですでに躓いているわけだが、エリアの見直しをしようか考え始めた。
きっかけは、お金のことばかりではない。
一つめは、定年までの間の通勤が、今よりしんどくなるのではないかと思うからだ。
夫の車の運転が心配だし、ぶどうさんは早起きがだんだん辛くなってきた。
夫婦ともに睡眠障害があるので寝れる時は寝たい。
平日4時半過ぎには起きて支度をする生活が、だんだん負担になってきた。
もう一つが、独りぼっちになっても暮らしていける土地かどうか判断する必要がでてきた。
それを教えてくれたのは、最近行った住宅見学会でのことだった。
ご夫婦二人暮らしのお宅で、現役時代は都会暮らしをして定年後ご主人の田舎に戻って家を建てたとか。
案内を奥様がしてくださったのだが、その方は田舎訛りがなかった。
どうやら、ご出身は他のところのようだった。
都会で親しくしていたお友達がよく遊びにくるというので、客室も備えてらした。
その案内中、奥様は以前住んでいた町の名前を何度も口にされていた。
そこでふと、ああこういう人、他にもいたなあと思い出した。
やはり都会暮らしをしていて、ご主人の定年後ご主人の田舎に引っ越して家を購入した奥さんのことだ。
その方は、自分の田舎でもあったのに、都会の方がよかったかなあといっていた。
この町には何もないし、お友達は都会にいるから会えないと。
60過ぎれば、地元にお友達が残っているほうが少ないだろう。
のこっている友達が、気の合う人かどうかも微妙だし。
お二人とも、長く過ごした、ちょっとは刺激のある街で、お友達と老後を過ごしたかったのではなかろうか。
一概には言えないが、ご主人にしてみれば田舎に戻って家を建てるというのは自然なことなのだろう。
存命の親のことがあれば、一石二鳥かもしれない。
ただ、女性側にとっては、今までの生活を捨ててご主人の田舎に戻って立派な家を持てたとして、どうなんだろう。
ご主人とすごく仲良く、どこへいってもやることがあり、新しい土地での生活に満足できればいいけれど、そうでなかったら、なんだかむなしい。
それに気が付いて、ぶどうさんはどうしたらいいかと、ちょっと考えてしまった。
若い頃から今まで、夫の勤務地に合わせ北に南に住まいを変え、関わる人を変え、根無し草生活を送ってきた。
今住んでいる、土地を探しているエリアは、夫婦ともに何の縁故もない、ただ気に入ったかなあ?という場所だ。
知り合い程度の人はいるが、ともだちというひとは、ほぼいない。
ぶどうさんにはもう実家がないので帰る場所はないのだが、万一将来独りぼっちになって、死ぬまでここで暮らせるのかもう一度考えなければと思い始めた。
ぶどうさんには持病があるので、夫より長生きかというとわからない。
女性の方が長生きという観点からすると、一人で病院に通う必要はあるし、生活して生きていかねばならない。
それができる場所でないと。
もちろん逆の場合もある。
両方とも大丈夫な場所を選べばいい。
一時期は定年後県外の夫の田舎の近くに家を建てることを考えた。
夫の親が生きているし、今は介護はいらないけど介護だ施設だとなると、夫は足しげく手伝いに行くだろう。
しかし、ここからだと交通費だけでもとんでもなく掛かる。
ホテル代までかかるとなおさらだ。
月に少なくとも4万かかったところで年に50万、10年で500万!だ。
おまけに長距離の車の運転をかんがえると、怖い。
それで、同じ町は嫌なのでせめて同じ県内にと考えたこともあったがそれは無しにしよう。
見知らぬ土地の、見知らぬ人に囲まれ、友達がいない老後を過ごすことになるから。
今より状況が悪い。
全然ハッピーではないのは、火を見るよりも明らかである。
そんな犠牲を払う必要はない。
若い時も年をとっても、暮らしやすく、やりがいのあることができ、何人かの知り合いや友達がいて、独りぼっちになっても生きられる街。
そういう街を探すことにしよう。
お金は大事だから、背伸びしすぎるのはダメだが、あまりケチりすぎず、ハッピーな老後を過ごす条件を満たすエリアを慎重に選ぼうときめたぶどうであった。