こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
11月なのにお昼間のこの陽気。
季節感がないです。
空気は乾燥していますので、ご自愛くださいませ。
本日時代の逆行のお話です。
アフターコロナというので、世界中が徐々にうごきだした。
円安の日本目指し、諸外国から観光客が押し寄せている。
ぶどうさんの住む片田舎でも、外国人を見かけるようになった。
着実に国外から日本に人が流れてきている。
コロナのときの沈黙に比べ、脅威はまだ存在しているのにそれを忘れるかのような活気に戸惑いさえ覚える。
世界には大きな戦争が起きているというのに、なんだか不思議な時代になった。
動いている人の大半は、平和な国で安定的な日常を送れているのだろう。
あの不安に苛まれたときから3年超で、こんな日がくるとは思わなかった。
その3年は、世界中のあらゆるものごとが停滞していたが空白の期間というより、分断の時であった気がする。
もし何事も起こらなければ、時代や世界の変化はもっともっと緩やかで・・良くも悪くもこれまで通りだったかもしれない。
いや、今が絶対にいい変化の後だったわけではない。
悪い方向への変化もあっただろう。
なんにせよ、起こるべくして起こり、なるようにしかならなかった、というしかない。
エネルギーが滞った後の、解放のエネルギーのベクトルは制御しようがない のだろう。
しかも今はまだ結果など出ておらず、プロセスの一点でしかない。
コロナの間の3年どころか、日本は30年は変化してこなかったので、急激な波に揉まれてアップアップしている。
それでも人は生きなければならないし、時代の変化を受け入れながら自分の足で歩いていかねばならない。
1年、3年、5年、10年後、この地点をどう見ることになるのだろう。
一連のプロセスにどんな評価を下し、失われた3年、30年にピリオドを打っているのか、それとも引きずり続けるのか。
ピリオドを打てれば日本は生まれ変わるだろうし、引きずれば沈んでいくことだろう。
今こそ大事な分岐点なのかもしれない。
昨今のニュースを見ていると、世の中はカオス状態だ。
今まで問題なく過ごせてきたため無策であり、まさに見過ごしてきたものが、問題を起こしている状態。
野生生物、感染症、教育、インフレ、企業体質、政治。
ほぼ時代を逆行しているかのような事件とその対応に、先人の知恵に従わずよそ見ばかりして上っ面だけ解決してきたツケを払わされているかのようだ。
このままでは未来は暗い。
ツケはきっちり今、この時代で払い終えたい。
そして子孫に手渡す明るい未来のためには、大人たちが健全な社会をつくりあげなければ。
健全な社会は、だれしもが健全な心と体をもつことからだ。
一人一人を大切にする社会が理想ではなく、当たり前であるように。
逆行ではなく、よい変化と進化がもたらされるよう祈るぶどうであった。