こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
鉢植えのシクラメンを買いました。
毎年12月に買うので、こんなに早いのは初めてです。
どれくらい咲くか、楽しみです。
本日味ラヂオのお話です。
面倒くさがりのぶどうさん。
毎朝の洗顔は、泡で出る洗顔料を使っている。
泡で出てくるので、水で流した顔につけて洗うだけ。
なんと楽ちんなのだろう。
使っているのは、ちふれ化粧品の泡の洗顔料だ。
詰め替えタイプなので、無くなったら注ぐだけだ。
ちふれ化粧品といえば、お安いイメージがある。
確かにお安い。
けれど、泡の洗顔料が安いのかというと。さほどでもない。
世の中もうちょっとお安いものがあるようだ。
ケチなのに浮気をしない理由は、ズバリ。
味がしないから。
え?
味?
と思われようが、化粧品や洗顔料の中にはなにやら味がするものがある。
おいしい味ならいいけれど、なんともいえない、変な味なのだ。
なぜ味を感じるのかはわからない。
おそらく香料なのでは、と思うのだがはっきりしない。
もしかしたら味のする製品にだけ入っている揮発性の化合物かもしれない。
他製品で香料入りであっても味がしないものもあるから。
あの味が苦手だ。
人間はにおいを味と勘違いすることがある。
果汁が入っていないのに○○味のジュースやお酒、においを掛け合わせて味を演出したお菓子などがその例だ。
騙されているといえば悪だが、幸せな勘違いでもある。
とはいえ、食事以外のとき食べ物ではない味はありがたくない。
じゃあ、食事の時以外で、食べ物の味であればいいかというと。
うーん、どうだろう。
四六時中何かの味を感じていたいかというと、そうでもない。
そんな事を考えていたら、昔読んだ、星新一氏のショートショートを思い出した。
味ラヂオというお話だったと思う。
詳しく覚えていないので検索したら、どなたかがザックリ話を書いてくださっていた。
(興味ある方は、本か検索を是非)
なんでも、未来の世界では口内にラジオのように味の中継ができる装置を取り付けていて、常にいろんな味をたのしめるらしい。
人は食事として栄養価の整った無味のパンのようなものを食べるだけで生きており、中継によっていろんな味を感じることができる。
そのおかげで肥満や病気が減り、時間を有効に使えるようになり、食糧難が解消されたらしい。
お話にはまだ続きがあって、例のごとくな展開なのだが、それは置いておこう。
ともかく味ラヂオ的なものがあれば世界の救世主になるだろうなんて、子供の頃は思ったものだ。
太り気味で悩むこともなくなるだろうし。
今となっては食事をとるという行為や噛むという行為が心身及び脳に大事な働きがあるといわれるようになってきた。
その意味では味ラヂオは万能ではないと思うが、あると役に立つだろう。
食糧事情とか、経済事情とか、生活習慣病や摂食障害とか、肥満や虫歯とか。
小説の中では、味の根源はにおいではなく振動?かなにかだった。
味は舌だけでなく鼻からくるにおいも合わさって感じる、複雑なものだ。
鼻が詰まっていると味がしない。
そもそも味ってなんだろう。
味ってなんなのかよくわからず、おいしいとかまずいとか言っているなんて面白い。
味の大本のひとつの、においに好き嫌いがあるように、おいしいとかまずいとかも好みで、絶対はないはずだ。
それでも世界には○★などの絶対評価があるのがなんとも不思議だ。
未来で味ラヂオが開発されて、同じ味が放送?されたら、世界は一変するかもしれない。
なぜなら、みんな本当に同じものを味わっているから。
そうなると、味の絶対評価に信ぴょう性がでてくるだろう。
話は戻って、今は四六時中味を感じるのはどうかと思っている。
はてさて味ラヂオが普及したらどうなるだろう。
案外なれと惰性で、ずっと味を楽しんでいるかもしれない。
スマホ中毒ならぬ、味ラヂオ中毒。
太らない、病気をしないから素晴らしい発明なのか。
常に脳に快楽刺激を与えすぎて世の中おかしくなっちゃうのか。
まてよ、みんな満たされて平和になるかもしれない。
少なくとも、未来人の体系と顔の形は変わっているだろう。
スリムで、顎が小さくて・・・。
って、それって宇宙人?!
味ラヂオの発明は地球人を、ささやかれている宇宙人像に変化させるきっかけかも。
?!
などと、相変わらず妄想が暴走するぶどうであった。