こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
冷蔵庫の整理をしています。
季節の変わり目に、みなさまもご一緒にいかがですか。
本日流行り廃りのお話です。
世間の流行には鈍感なぶどうさん。
流行りのファッション、髪型、持ち物など、ほぼ取り入れずにここまで来た。
いいなあと思ったときには取り入れるが、そのころは流行りの終盤。
廃れる間際だ(笑)
常に周回遅れの女とでもいってくれ、と開き直っている。
よいものだと思っても取り入れないのではない。
流行を取り入れるのが気恥ずかしいのでもない。
単に情報が遅いだけである。
知って、素敵と思えたら取り入れる、それだけだ。
それでも高価な服やバッグは買わないけれど。
けちんぼなのだ。
それはそうと、最近再び頭を悩ませていることがある。
終の棲家のデザインや内装のことだ。
家のデザインや素材、内装は流行り廃りがある。
同じ時期に作った団地、分譲地などをみると、結構わかりやすい。
外観や素材などで、できた時代が想像される。
内装自体は何とも言えないが、中古住宅販売の写真をみると、ああ、と思う。
流行りというか、様式というか、似た雰囲気があるのだ。
そしてたいていが、そんなに素敵に思えない。
なぜなんだろう、と不思議に思っていた。
そんなぶどうさんは、終の棲家探しが始まってから、いろんなメーカーの家や内装の動画や写真を見るようになった。
どれも素敵に思える。
探し始めて最初に接触したのがハウスメーカーだったせいか、住設メーカーのお高いものを取り入れた、今風のお宅はいいなあと思った。
けれど、いいのは当然だった。
住設メーカーは工夫を重ねているし、そんなメーカーを選んで取り入れたハウスメーカーの家はいいのが当たり前。
悪い方がどうかしている。
それより遅れて地元工務店のモデルルームも見学を始めた。
工務店系は、基本木の家であり、造作家具をふんだんに作りこんだものだった。
それはそれで、よかった。
自然な感じがして、ホッとする。
そのかわり、すべてが良いとは思えない。
木の家は、使っている木材や部位でどうとでもみえ、正直好みが分かれるところだった。
この工務店の木の使い方はいまいちだとか、好きではないとか、こういうのがいいとか。
おかげでだんだんと受け入れられないものもわかってきた。
そうなってくると、こんどはハウスメーカーの住設がなんだかつまらなくなってしまった。
機能的でおしゃれに見えるけど10年、20年経つと「あの頃の流行り」の設備に思える時がくるのではないか。
また、工務店系の内装にしてもそうだ。
違うと言っても結構似たり寄ったり。
あの頃はこういうのが流行ってたけど・・・って、なりそうな気がしないでもない。
今の流行で採用を決めてはいけない気がしてきた。
いつまでも好きでいられそうな、飽きのこない、素材とデザイン。
そんなものあるんだろうか。
頭を悩ませていたある時、素敵なブログ主様の記事が目に飛び込んだ。
由緒ある洋館の紹介記事だ。
それを見て、ああ!と気が付いた。
その洋館は、すごく古い。
洋館とはいえ、当時西洋式に建てられたものであって、素人には和風の洋風建築に見える(アホですみません)
洋館なのに、和の雰囲気がただよっている。
それをみて、美しいなあと思った。(単に好みにあっただけ?)
古くて和洋折衷といえそうな洋館なのに、である。
美しいものは、古いとか、コンセプトごちゃまぜとか、そんなの全然関係がないようだ。
これにより、家には美しいと思うものを取り入れるべし、ということが分かった。
まあ、上述の洋館は目の玉が飛び出るくらいお金をかけているし、そんな家をぶどうさんが建てられないのはわかっている。
ただできる範囲で、なるべく美しいと思えるものを、美しくなるものを取り入れるのが正解なのだろうと思った。
何十年と住み続けるつもりで建てる終の棲家。
流行り廃りに振り回されないで、よい選択をできるよう、審美眼を磨こうと思ったぶどうであった。