こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

台風の影響が少しずつ出ています。

 

天候が変わりやすいので情報をよく聞いて、安全にお過ごしください。

 

 

本日家の形のお話です。

 

 

終の棲家のお話3連続ですみません。

 

 

土地探しをしているぶどうさんち。

 

理想の土地は、南北にではなく東西に長い土地。

 

四角でもいいのだが、とにかく南に大きく開口部をとりたい。

 

まちがっても南北に長い土地はいらない。

 

これが、なかなかない。

 

土地に合わせて家を作るとなれば、この条件は譲れない。

 

でも実際はそんな土地は少ないせいか、皆さん上手に家の形を選んでいらっしゃる。

 

そして、とてもおしゃれだったり素敵なおうちを建てている。

 

ぶどうさんちの場合は終の棲家として考えているので、おしゃれよりは飽きの来ないデザインの家がいい。

 

いつ頃流行ったと分かる家は避けたい。

 

最近の家の形は凝っているかシンプルかの二極化だ。

 

外装は凝ったものよりはあっさりしたものが多い。

 

素敵だと思うけれど、ぶどうさんの欲しい家は、昭和のデザインの家だ。

 

ただの長方形の、切妻屋根の、東西に延びた家。

 

実はこれ、ぶどうさん夫婦の実家の形だ。

 

たまたま同じくらいの時期に建てたようで、間取りは違うものの規模や造りは似ていて家の形はほぼ一緒。

 

昭和の高度成長期の、平屋にはよくある家だ。

 

実家の形だからそれと同じがいいと思っているかというと、そうではない。

 

ああいう平凡な形の、平凡な家は嫌だなあと思っていた。

 

友達の家は二階建てで、ちょっとおしゃれな造りだったので子供心にうらやましかったのを覚えている。

 

よって長方形の平屋の家なんて、眼中には全くなかった。

 

いざ家を建てようとして検討を始めた時、ハウスメーカーや工務店youtubeの家を見て夢いっぱいになったものの。

 

調べていくうちに、長く住もうと思えば初期費用だけでなくいかにリスクやメンテナンスコストを抑えるかが重要と思い知った。

 

長方形の平屋の家、ありきたりの昭和の家は、かなり優秀な家だったのである。

 

ただ、そのありきたりをかなえるためには、土地の形や大きさも大切だった。

 

両方そろってかなえられた夢なのだ。

 

片田舎だからこその実現といえばそうだが、今思えば決して平凡ではなかったのである。

 

あの家は幸せの形だったのだ。

 

子供の頃の思い違いに呆れてしまう。

 

まあでも、そういったノスタルジーや見直しだけでなく、デザインとしてごく普通で飽きがこないことに気づいた。

 

ごく普通の家の形に、少しだけ手を加えて「らしさ」があると、年をとったときも満足度が高いだろうと思うようになった。

 

よって断然、長方形の平屋の家が建てることにした。

 

ピッタリの土地がみつかるといいな。

 

家を意識しだしてから、どの家も作った人の思いがこもったものであると見れるようになった。

 

家はただの箱ではないのだ。

 

夢と希望が詰まった、人のための棲家。

 

だからぶどうさん夫婦らしい家にしよう。

 

ザ・平凡(笑)

 

他人から見たら平凡だけど、時を経ても朽ちない美しさのある家にしようと決めたぶどうであった。