こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
つつじの花が終わり始めました。
この春は暑いのか寒いのか全然わかりません。
緑と花の季節をお楽しみくださいませ。
本日図々しい、お話です。
ピアノを買い替えるにあたり、今まで使っていたピアノを手放すことにしたぶどうさん。
新しいピアノがくるのは注文からずいぶん先になるとわかったので、手放す日も先延ばしにすることにした。
ピアノが手元にないとレッスンに支障をきたすからだ。
しかし。
これがよくなかった。
新しいピアノには消音装置をつけない。
お昼間練習&消音ペダルで乗り切るつもりだからだ。
苦情が出たら考えようということにした。
それでも不安で不安でたまらない。
毎日あれこれと気をもむうちに、とうとう少々うつ状態になってしまった。
不安を抱えてことを先延ばしにし過ぎると、ろくなことにならないと今更知ったのである。
引き取りの業者はすでに手配してあるし、決定を覆すわけにはいかない。
ああなんで処分するなんてことにしちゃったんだろうと自分を恨む日々である。
ただ、一縷の望みはある。
安い電子ピアノを夜の練習用に買うことだ。
譜読みや暗譜くらいには役に立つだろう。
それで希望をつなぐことにした。
だが、冷静になって考えると、自分はずいぶん間違った決定をしたものだと落ち込んでいる。
新しいピアノを買ってさらに安い電子ピアノを買うくらいだったら、三月の時点でハイブリッドピアノを買えばよかったのだ。
そして、今のピアノを修理に出して持っておけばよかったのだ。
ああ。。何たるおバカ。
まあもう、仕方がない。
先日業者から新しいピアノが届いたと連絡は来たし、契約破棄するわけにもキャンセルするわけにもいかないし。
人生、こんな失敗ばかりしている気がする。
とはいえ、新しいピアノを迎えられるということは人生でそう何度もないことだ。
きっと、いいピアノに違いない。そう信じよう。
亡父が買ってくれたピアノだったが、それからの卒業だ。
それもまた、成長の証かもしれない。
ところで、前述のハイブリッドピアノのこと。
新しいピアノを買ったので、もうそんな高価なものは絶対に買えない。
だからこそ、安い電子ピアノで、まあまあよさそうなものを探しているのだが。
そもそもが、ピアノは老後のお愉しみでしかない。
調律師から言われたように、電子物のそれで十分といえば十分だ。
世間様からしても同じ考えだろう。
50半ばすぎて音大に行くわけでも、ピアニストになるわけでもない。
まずもってなれないだろう。
高校から現役で音大に入り、ピアニストになったり音楽だけでお金を稼げる人はそんなに多くはないことを考えれば、無理というもの。
ぶどうさん、ほぼ小学生でピアノは挫折している。
その時点で負けている。
中には二足どころか三足も四足も草鞋を履けるお方がいる。
大人になってからピアノを始めてピアニストに。。。。も、ないことはないのだろうけど、ぶどうさんに至っては、それはない。
それでも。
夢を抱いてはいけないとは、誰が言えようか。
まあ、ピアニストにはならないし音大にいく根性はないけれど、そしてコンクールで入賞するどころか参加する予定さえないけれど。
素晴らしい演奏ができるようになったって、いいんじゃない?( ̄ー ̄)ニヤリ
できないなんて、誰が決めるの?
老後の趣味だからハイブリッドピアノで十分なんて、失礼だしやっぱり屈辱だ。
(ハイブリッドピアノが悪いわけではないのでお間違いなく)
絶対うまくなってやる!
そして素敵なグランドピアノを買うぞ!
などと、新しいピアノを迎えるにあたって息巻く、ちょっと図々しいぶどうであった。