こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
花の季節は過ぎましたが、朝晩まだまだ冷えますね。
体調を崩しやすい時期です。
どうぞご自愛くださいませ。
本日おせっかいのお話です。
郵便物をとりに行く途中、なにやら話し込んでいる人たちを見かけたぶどうさん。
話し込んでいる人たちは、同じ集合住宅の住人と管理員さんだ。
前を通らないとポストに行けないので、間に割って入り通過した。
引き返す時もまだ話していたので再び失礼したが、行きかえりのとき聞こえた単語から何の話をしているかわかった。
どうやら外部業者に委託した集合住宅の点検のことらしい。
あ、そのことなら知っているんだけど・・とは思ったが、黙って通り過ぎることにした。
意地悪からではない。
おせっかいだからだ。
話に参加している訳でも尋ねられてもいないのに、間に割って発言するのはいかがなものか。
それに、本人たちが直接業者に問い合わせるよう手紙が入っていたのに、関係のない管理員に聞いているのだから回答を求めているわけではなさそうだった。
うっかり口を出さなくてよかったとほっとしつつ、その場を離れた。
こういうおせっかいをしては、何度も失敗してきたぶどうさん。
たまに感謝されたことはあったけれど、圧倒的に後味が悪いことが多かった。
おせっかいは、一種の病気だ。
これは直さないとなあと、いつも思う。
良かれと思ってしたことは、実は迷惑なことが多い。
自分はいいと思ってするのかもしれないが、相手はそうしてほしいと思ってなかったりするからだ。
良かれ、は是非とも封印したい。
ぶどうさんがおせっかいなのは、出しゃばりなせいなのか、知ったかぶりなのか、それとも承認欲求が強いせいなのか。
どれも当たっている。
たぶん自分に自信がないからだろう。
いい人に思われたい、何でも知っているすごい人と思われたい、一目置いてもらいたい。
実際の自分は違うから、おせっかいを焼くことによって印象操作しているのかもしれない。
自信がある人は、おせっかいなんて焼かないだろう。
おせっかいではなく、助言を求められるだろうから。
相手から求められたときに、適切な発言や行動をするのが尊敬される人なんだろうな。
そこまでにはなれないとしても、自分をよく、大きく見せようとするおせっかいは厳に慎まなければ。
失敗だらけの人生、それもまた経験であり、未来の笑い話ではあるけれど、やらないで済む失敗は、人生折り返し地点すぎたら気づいてやめようと決めたぶどうであった。