こんにちは。
ぶどうさんです。
お久しぶりです。
タイミングが悪いのか、ブログを書く画面に入れず。
そんなこんなで一週間。
山桜が満開です。
週末お天気ぐずつきそうですが、お花見を楽しんでくださいね。
本日交換のお話です。
1月に、ある記事を読んで焦りだしたぶどうさん。
その記事とは。
4月以降郵便切手やハガキの交換料が10円になる、というもの。
10円といえば、従来の5円の倍である。
これは一大事。
なぜなら、大量に昔のハガキがあるから。
それらは実家じまいをするときに持ってきたものだ。
昭和初期世代の母が、買っては残してきたハガキが実家に山とあったのだ。
当たり前だが、ハガキの料金は時代とともに上がってきている。
値上がりしたばかりの頃は不足分を貼って使っても許されるが、時間が経つとそういったものは気恥ずかしい。
また、くじ付きの年賀状やかもめ~る、さくらめ~るは、期間が過ぎると使いにくい。
そうやってちょこちょこ残しした結果、色んな額面のハガキがたまりにたまっていたのだ。
片付け下手な母のことだから、どこかへまとめておいていたわけではない。
あっちから数枚、こっちから10枚セットと、出るわ出るわ。
ハガキ同様切手シートも。
無駄な切手やハガキに、総額にしていくら使ったのかとあんぐりした。
ハガキや切手と言えど、お金である。
ポイッと捨てるわけにはいかない。
お金ならうれしいが、こういったものは現金に換えられない。
主をなくした実家の片付けのお困り品であった。
切手類は他の兄弟が持ち帰り、ぶどうさんは古~いハガキをもらって帰った。
親がいるころは頻繁に送っていたハガキだが、送る人のいなくなったぶどうさんにとってハガキはもう何の意味もないのに、である。
そのまま放置していたが、結構な量なので、邪魔になる。
古いので、心なしかにおう。
なんとかしなくちゃと思っていたところに、前出の、「交換料10円記事」。
2枚3枚ならホイっと持っていけるが、そんな数ではない。
額面と枚数の確認のために数えている暇はない。
どうするか。
翌月通院があったので、大きい病院特有の長い長い待ち時間のとき数えることにした。
数えて、待ち時間に抜け出して病院近くの郵便局で何かに交換しようとしたのである。
ハガキの場合は額面がバラバラなため、数を数えるだけでは終わらない。
同一額面につき何枚と、メモを取りながら慎重に数えた。
こういう作業は、場所が必要だ。
待合室の長椅子で荷物を抱えて数えることの、なんと不便なことよ。
家で数えなかったことを激しく後悔した。
それでも30分ほどかけて数え終え、鼻息荒く郵便局に持って行ったところ。
「そんな話聞いてませんよ」
というではないか。
キツネにつままれたような顔をしたぶどうさん。
かなりのアホ面だったに違いない。
分厚いハガキの束を片手に、すごすごと郵便局を後にした。
帰宅後、デマなはずはないのにと、交換料値上げのお知らせを郵便局のHPでみるも、どこにもない。
その後いくら探しても見つからない。
しかし。
3月末になり、激しく気になりだした。
本当に4月に値上げされたら、悔やんでも悔やみきれない。(大げさ)
何しろハガキは額面が小さいし、10円ハガキなんてのが手元にあるのだから!
10円ハガキを10円払って10円切手にするって、ありえない。
郵便局に行かなくて済む分、ごみにするのがマシである。
改めて3月後半のある日、あるだけのハガキを持ち、郵便局の窓口に向かった。
開口一番、「来月から交換料が値上げされると聞いたので交換したいのです」と言ったところ。
「ああ、そうですね。」
という言葉に、ドキンとしたが、次の言葉で拍子抜けした。
「100枚以上の持ち込みの場合です」、と。
え?え?
100枚以上?
それより少なかったら、5円のまま?!
なんということでしょう!
ふたたびアホ面をしたぶどうさん。
慌てて全部交換する必要はなかったようだ。
とはいえ、もう一度全部持ち帰ることはしたくない。
しばし考えた後、一部だけを交換することにした。
そんなに慌てることはない。
今なら、100枚以上でも、5円!だが、切手やハガキは額面が変わりやすい。
少しずつやる方がよいようだ。
母に関する行政や施設での手続きに度々切手が必要なので、封書用切手に交換することにした。
片付け月間なので、一気に全部古ハガキを一掃したかったが様子を見ることにしたのである。
残りの古ハガキをバッグに入れつつ、疑い深いぶどうさん、帰り際もう一度確認した。
しばらくは交換料は5円であることに安堵し、帰路についたのである。
ところで、実家に眠っていた古ハガキの数。
驚くなかれ、176枚。
総額9395円。
交換料5円*176枚で、880円。
差し引き、実質8515円が、実家のあちらこちらに散らばっていたのである。
小さなハガキも、積もれば大きな額となる。
チリつもとはまさにこれである。
実家の話とはいえ、おそらくぶどうさん自身もこんな隠れた無駄をしているに違いない。
小さなお金を大切にしないとと、ハガキの交換でお金への意識の交換をしたぶどうであった。