こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝、一瞬緑色の背中をした鳥を見ました。

 

初メジロでしょうか?

 

春は確実にやってきているのですね。

 

みなさまも春を見つけてくださいね。

 

 

本日無知のお話です。

 

 

ぼんやりとYoutubeを眺めていたぶどうさん。

 

夕食後のお片づけタイムは、絶好の動画視聴時間でもある。

 

日によって音楽だったり、家に関するものだったり、マメ知識的なことだったり。

 

この日は、家に関するものを検索し、視聴していた。

 

お題は「蓄熱暖房機」。

 

終の棲家の冷暖房システムに関しては長いこと考えているが決まらない。

 

戸建を夢見始めたころは、薪ストーブにあこがれていた。

 

薪ストーブは手間とコストがかかりすぎるので没になり、ペレットストーブは?となったが、これも似たり寄ったり。

 

なにより、暖かい西の国では、必要ないらしい。

 

火が欲しいなら灯油のストーブもある。

 

必要量灯油を買えばいいのだし、移動もオフシーズン時の片付けも簡単だ。

 

けれど家や空気が汚れるから敬遠したい。

 

床暖房もあまりいいと思えない。

 

そんななか、とある工務店の見学で蓄熱暖房機の存在を知った。

 

なるほど、そんなものもあるんだなあと思いつつ、邪魔で撤去が大変というのを知った。

 

そんなわけで最も安く効率がいいのはエアコンだと結論づいた。

 

でも。

 

エアコンって、消すとすぐ寒くなるし、暑くなる。

 

やっぱりなにがしかいいものはないかと探すも、これ以上のものがみつからない。

 

蓄熱暖房機のことなどすっかり忘れたころ、たまに見ているTVerの住宅番組で蓄熱暖房機を採用しているお宅が紹介された。

 

そのお宅のご主人が、エアコンは消せばすぐ温かさが失せるけれど蓄熱していると温かさが持続すると仰っていた。

 

なるほどなるほど。

 

アホのぶどうさんは、すっかりその言葉に感化されてしまった。

 

蓄熱暖房機って、すごいかも。

 

その言葉と感動が残っていたため、蓄熱暖房機ってどうなんだろうと気になり始めた。

 

そこで、Youtube検索をしたのである。

 

蓄熱暖房機を扱った動画は少なく、現在はあまり主流ではないようだった。

 

ただ、過去に東北地方で補助金が出たのか、推奨されたのかで使っているお宅が多いと紹介していた。

 

北国はFFストーブが主流だとばかり思っていたので、意外な気がした。

 

ところでその蓄熱暖房機。

 

仕組みは電気料金の安い深夜帯の電気を利用してレンガを温め、朝からその熱を放出するもの。

 

深夜料金前提なのである。

 

オール電化にするつもりのないぶどうさんは、利用できそうもない。

 

がっかりである。

 

それが分かったので、まあいいかあと思って続きを見ていると、衝撃の事実を知ることとなった。

 

昨年からの電気料金の上昇で、とんでもないことになっているというではないか。

 

なんでも燃料費調整額の上限が撤廃されたせいだという。

 

燃料費調整額というのが、毎月請求されているのは知っていた。

 

請求書に使用量と別に〇円〇銭と書いてある。

 

小さな額だし、特段気にも留めなかったのだが。

 

この微々たる数字に思える燃料費調整額の上限が撤廃されると、月額利用料がとんでもなく上昇することに全く気が付いてなかった。

 

慌てて、燃料費調整額について検索してみたら各電力会社で、いろんなプランの上限撤廃が行われていることを知った。

 

なんということでしょう!

 

このときはじめて、電気のみに依存する恐ろしさを知ったのである。

 

一方で、今後は太陽エネルギーや蓄電池などを家庭に普及させる方向に社会が動いているとすれば、家庭で利用するエネルギーは電気エネルギーの占める割合が多いほうがいいことになる。

 

ガスや灯油など複数のエネルギー源に頼ることの効率の悪さと将来の供給不安を考慮すると、ぶどうさんでも電気メインにするだろう。

 

それでもオール電化よりはガスと電気併用、たりないならちょいと灯油のストーブでもなんて考えていたが、天井の見えない電気料金の値上げに改めてどのエネルギーをどんな形で導入するか真剣に考えねばと思った。

 

知らないことを知ることはいいことだ。

 

知って無知を思い知る。

 

けれど、無知を知ったところで、知識と熟考がないと無知のままだ。

 

終の棲家への冷暖房システムから、やっと今のエネルギー価格に向き合ったぶどうさん。

 

もっと勉強して、納得のいく結論を出そうと気持ちを新たにしたのであった。

 

ちゃんちゃん。