こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

明け方空を見上げると、月がとてもきれいでした。

 

冬の空は澄んで、星や月が美しいですね。

 

寒さ対策をして、夜空をたのしんではいかがでしょう。

 

 

 

本日、人気のわけ?のお話です。

 

 

終の棲家探しをしているぶどうさんち。

 

いくつか見た新築のモデルルームで高い確率でついていた、あるものが気になっている。

 

Youtubeの家の紹介でも見かけることが多い。

 

それは、かんたくん(乾太くん)。

 

リンナイが出している、 ガス衣料乾燥機である。

 

このかんたくん、以前からあるのは知っていた。

 

若い頃住んでいた、西の台所な町は老舗電気メーカーのお膝下でありながらガス会社の勢いがすごかった。

 

ガスのストーブやファンヒーターのシェアが一般家庭でも多いようで、さらにが新築マンションのウリがガスの床暖房設備であった。

 

当時ぶどうさんが住んでいたアパートは古い団地で、とんでもなく古い設備であったため、ポストに投函されていた戸建てやマンションのチラシを毎回夢のように眺めていた。

 

そのなかに、かんたくんの文字があった。

 

時代はまだまだ外干し奨励のころであり、意識の高い一般家庭にあるのは洗濯機とは独立した電気の乾燥機が主流であった。

 

もちろん、ぶどうさんちにはそれさえなかったし、導入する気もなかった。

 

よって洗濯物は除湿器と扇風機で乾燥させるという原始的な方法が、つい3年ほど前にドラム式洗濯乾燥機を購入するまで続いたのである。

 

話は戻って、かんたくんは、調べてみると発売年は1984年、実に40年前くらいから存在していることになる。

 

それが近年すごく売れるようになったか。

 

共働き世帯、部屋干し世帯が増えたことが原因のようだ。

 

かんたくんの魅力は、短時間で乾かせること、洗濯機を回しながらも同時に洗濯物を乾燥することができることのようである。

 

ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾かすまで連続でできることが魅力だが、時間がかかりすぎる。

 

一日に複数回洗濯する家庭だと、効率が悪い。

 

洗濯しながら別に乾燥させることができるかんたくんは、子供や家族数の多いお宅の素晴らしい助っ人なのだろう。

 

でもぶどうさんちは、2人家族だ。

 

ドラム式洗濯乾燥機が時間がかかるとはいえ移し替える手間はいらないし、複数回洗濯機をまわすときはお天気を選ぶ。


おまけに、洗濯機と乾燥機が別々にあるなんて、洗面所の邪魔である。

 

だから必要ない。

 

そう思っていたのだが、ある日、突然気づいてしまった。

 

かんたくんを選んでいる、隠れた理由。

 

かんたくん、壊れにくいのでは・・・?????

 

調べてみると、10年くらいは使えるらしい。

 

ドラム式洗濯乾燥機は、よくて7年、長くて5年くらいと聞いている。

 

ぶどうさんにドラム式洗濯乾燥機の便利さを教えてくれた友人は、6年ほどで買い替えている。

 

家電類は何でも10年は使いたいぶどうさんだが、ドラム式洗濯乾燥機が10年もたないかもとは、買ったときには思わなかった。

 

良くて7年もって・・・あと40年は洗濯をするとして、6台買い替えなきゃ?

 

ドラム式洗濯乾燥機は、20万超する。

 

となると、洗濯機に120万円以上ほど予算を組まなきゃいけなくなる。

 

かんたくんと洗濯機を買う場合は。

 

かんたくんの買い替えが4回で50万くらいとして、洗濯のみのものを5回買い替えたとしたら50万くらい?で合計100万くらい。

 

机上の計算をしてみるとびっくりするほど差はないけれど、かんたくんを導入したほうが将来的にちょっとだけオトクなのかもしれない。

 

(注。ここでは光熱費の差は考慮していない。)

 

驚くのは、洗濯のための機械にこんなにお金を出さねばならないということのほうか。

 

結論は。場所さえ許せば、そしてガスを導入しているなら、設備費としてはかんたくんが安いと予想される。

 

なるほど。

 

ただガスでも、プロパンか都市ガスかで料金が変わってくるし、設置工事が必要だ。

 

そもそもオール電化や太陽光発電システムをも導入している家ではかんたくんは対象にならないから、みんながみんな選べるものではない。

 

選べたら、選んだ方がいいよ、みたいなものなんだろう。

 

たまたま見学に行ったおうちは、都市ガス地域だったし、ゆったり広めの家事室(物干しコーナー)のあるような大きなお宅だった。

 

そりゃ、かんたくん、置けるよね。

 

かんたくんの設置場所だけ確保すれば、無駄に物干しコーナーを作る必要がなくなるともいえるので、やっぱりいい設備といえるかもしれない。

 

人気のわけは、そういったことだろうか。

 

ということで、ぶどうさんも、ハナから考えないということは改めることにした。

 

家造りは自分の要望や必要性に忠実でなければならないが、他者が採用している理由を掘り下げると違う道理がみつけられるものなのかもしれない。

 

今はまだお知恵拝借しながら、素敵な我が家を作ろうと思うぶどうであった。