こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝は冷えましたね。

 

気温の上がりも鈍いようです。

 

温かいもので暖をとり、お元気にお過ごしください。

 

本日値上げのニュースのお話です。

 

 

夕飯の後片付けをしながら、本日のニュースを見ていたぶどうさん。

 

とある会社が、来年に菓子や飲料の値上げをすると伝えていた。

 

夏以降、いや、今年の春に戦争が始まって以降この手のニュースを聞くのは何度目のことだろう。

 

急激なエネルギー価格の上昇や、円の乱高下のせいだろうか。

 

円安から回復してきたかと思ったが、ダメージが大きいのだろうか。

 

多業種各製品の値上げ報道、間をおいての再値上げがとまらない。

 

実はこっそりと昨年から値上げされていたものはある。

 

みなさまお気づきの通りである。

 

値上げといえば、お値段が上がることなのだが、量を減らしてお値段そのまま=ステマ値上げ(実質値上げ)が行われていた。

 

主に日用品(洗剤や紙製品など)や食品だ。

 

工業製品など最終製品であれば値上げされるとわかりやすい。

 

でも日用品や食品の量目の減少などは、細かい人でないと気が付きにくい。

 

(ええ、ぶどうさんは、買う時に量目とお値段をきっちり確認しますとも!)

 

そして、気づいたところで、どうしろというのだろう。

 

必要なものは買わねばならないし、必要ではないけれど欲しいものも買うことになるだろう。

 

お値段が同じで量が減って単価は上がっているが、財布から出ていくお金は同じなので痛みはさほど感じない。

 

だから大騒ぎもされない。

 

気づいた人が出来る抵抗といえば、その製品を買うのを最終的に諦めること、より安い製品に切り替えることしかない。

 

今まで通りには使わず、ケチって使うのは当然である。

 

メーカー側もその心理はわかっているからこそ、内容量を減らしてお値段据え置き戦略をとるのだろう。

 

とにかく、消費者に自社製品をかごに入れてもらわねばならないから。

 

メーカーの生き残りがかかっているのだ。

 

消費者も、メーカーも、お互いあってこそでありお互い様な部分があるのでステマ値上げが悪いとは言えないが、なんだかなあと思うところがある。

 

それは、量の減らし方。

 

数パーセントのものから、20%以上のものがある。

 

製品によって事情が変わるので、一律何パーセント上昇とはならないのはわかるが、驚くほど減っているものがある。

 

たとえば以前気に入って使っていたコーヒーの粉は、段階的に400g入りから330g、今は280gに変わっている。

 

実に30%も減っている。

 

しかもご丁寧なことにパッケージはほぼそのままで、中身が変わっていた。

 

コーヒーの場合は世界市場の特殊な要素があるから、一概に大幅値上げとは言えないのだけれど、あまりの減りっぷりにびっくり仰天した。

 

数回買ったけれど、味がおちていたので、もう買うのはやめようと思っている。

 

お値段とお味がリーズナブルで気に入っていたのに残念だ。

 

他の製品を探すのが面倒でもあるので、コーヒー自体飲む機会や量をへらすか、飲むこと自体やめるのも視野に入れたい。

 

そんな事を考えていたら、あ、と気が付いた。

 

実はうちに、某ネ○プレッソが壊れたまま眠っている。

 

修理に出すかどうか悩み、1年以上。(実は忙しくて2年ほど放置してもいた)

 

おそらく単純な原因で壊れていると思われるが、個人にはどうすることもできないので、メーカーに連絡した。

 

対応は丁寧で、故障時にはメーカーに出せばよいという、簡単なものだったのだが。

 

提示された修理代がかなり中途半端であった。

 

買ったお値段の8割くらい。

 

悩めるお値段だった。

 

ところで最近、その機械のお値段が値上げされたと聞いた。

 

同じものが、買ったときのお値段よりずっとずっと高くなっている。

 

新しいものを買うより修理代のほうがずっと安いのではあるが、さりとてそんなに活躍はしていない。

 

カプセルのお値段も上がっている。また値上げされるかもしれない。

 

そうなると以前から薄々感じていたことが頭をよぎる。

 

ネ○プレッソってコーヒー飲んでるというよりお金を飲んでいるよね、と。

 

たべものも飲み物も、目の前にあるものは何でもお金が化けたものだけど、1個いくらと分かっているコーヒーだと、より生々しくお金を感じてしまう。

 

いっておくが、ネ○プレッソは大好きではある。

 

欲しくてほしくて買ったのだけど。

 

休日夫婦でのんびり飲むだけでなく、友人が遊びに来た時に手軽においしく飲めるのは嬉しい。

 

ただ、1回に4カプセルは使ってしまう。

 

その当時1カプセル85円~95円(お値段は種類による)だったので、ぼんやり400円近く消費していることになる。

 

また、ぶどうさんちはど田舎なのでカプセルを販売しているところはない。

 

基本通販だが、たまに大きな都市に行ったときにわざわざお店に行って買っていた。

 

今、1カプセルいくらなんだろう。そしてこれからいくらになるんだろう。

 

見た目が劣化しておらずきれいだし、さほど使っていないというのがあり修理するか否かでウダウダと棚に置きっぱなしにしていたネ○プレッソ。

 

使えたらまた使うんだろうけど、カプセルの値上げについていけるんだろうか・・・??

 

そう考えたら、お別れするのもありかも、と気持ちが揺らいできた。

 

そう考えられるようになったのは、値上げのニュースのおかげかも。

 

気持ちが豊かになる出費ならいいけれど、他に向けたいお金があるなら、そこはあきらめたほうがいいのかもしれない。

 

値上げの世の中は暗いことばかりに感じるが、考え方を変えるいいチャンスだ。

 

改めて持ち物と、お金の使い方を見直すことにしたぶどうであった。