こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
山茶花が満開です。
この花を見ると、冬がやってきた、と感じます。
寒くて暗い冬ですが、鮮やかな濃いピンクの花は気分をあげてくれます。
みなさまも植え込みに目をやって、楽しんでくださいね。
本日1in1out(ワンインワンアウト)のお話です。
夫のホームウェアを探しに、デパートに出かけたぶどうさん。
4年ほど前に購入したものがとてもよかったので同じものをリピートすることにした。
通販では同じものがどれかわからなかったので、現物をもってお店に向かった。
年末の、感染症が流行っている今に出かけるのはためらわれたが、田舎なのでその商品はデパートにしかない。
そのお買い物のためだけに、出かけたのに。
売り場に行ったら、ない。
店員さんに聞いたところ、もう扱っていないという。
・・・売れなかったのね・・・・。
ぶどうさんちが愛用するものは、たべものでも商品でも、なぜか高い確率で扱いがなくなる。
ニッチな商品を狙っているわけではないのに。
早起きをして出かけ、お客さんが少ない時間帯を選んだのに、何の収穫もない。
取り扱い中止なら仕方がないか。
それでやめておけばいいものを、デパートの中はクリスマスカラーで彩られ、お正月用品がうやうやしく並べられている。
ご家族や自分にプレゼントはいかがですかと言わんばかりだ。
自分にあまいぶどうさんのこと、すっかり歳末商戦ムードにやられてしまった。
開店時にお客さんが行列していた箇所が気になっていたので、帰り際ついフラフラと中をのぞきに行った。
そしてつい出来心で、いつもは絶対に買わないハンドメイドアクセサリーを勢いで買ってしまったのである。
買ったのは、ちょっと大ぶりのピアスだ。
ループ状の、付けているとちょっとだけ目立つ、そんな感じのもの。
持ったことがないタイプだし、若いうちに(?)思い切ったものを試さなきゃと、購買マジックにかかってしまった。
お値段は、4000円ほど。
工芸品で、ピアスのポストはチタンで、本物の金や石を使っていないせいかお安い。
こういう中途半端な素材とお値段のものは、飽きた時捨てるに捨てられない気分になるので極力買わないようにしてきたのに、この始末。
珍しく、見て一発で買ったというので夫は大喜びだったが、いや、これ、無駄遣いだって・・とは、言えなかった。
家に帰ってから装着してみると、なかなか針が通らない。
ここ数ヶ月ピアスをしなかったから、ふさがってしまったらしい。
またループ状なので、針は真っすぐでも、つけ慣れないので難しく感じてしまう。
サボってはだめだなあと反省し、手持ちの、太目の針のピアスをしばらくつけることにした。
穴が大きくなれば、付けやすくなるだろうから、と。
最近忘れん坊のぶどうさん、その後ピアスをしていることを忘れていた。
お風呂に入る前には外そうと思っていたが、その間ヘッドホンをつけてピアノの練習をしたり、マスクをつけて郵便をとりに行ったりと、つけていることを完全に忘れてしまったのだ。
そう、お風呂に入る時も。
タートルネックのシャツを脱いだ時、ピアスをつけたままであったとやっと気が付いた。
慌てて確認すると、右の耳にピアスはあるが、ピアスのキャッチがない。
(キャッチ=耳の裏にする留め具)
どこで落としたんだろう?記憶がない。
シャツに引っかかっていないし、脱衣所にもおちていない。
その日の行動を思い浮かべ、歩いた道筋を探すも見つからなかった。
ないものは、ない。
あきらめの境地になり、ある言葉を思い浮かべた。
1イン1アウト。
1つ入れたら、1つ出す。
理想的には1アウト1インらしいが、語呂は1イン1アウトだね。
それって。新しいピアスを購入したんなら、なんか手放せよってことなのか。
強制断捨離、入りましたーーーーってか。
お気に入りのピアスだったのに。
いや、待てよ。
ピアスの本体は、ある。キャッチだけ、ない。
揃いではないが、別売りのキャッチでもいいか。
強制断捨離に抗い、あくまでそのピアスを持っていようと執着したその時。
思い出したことがあった。
トイレで、なぜか、カチャンと金属のような硬いものが落ちる音がしたことを。
キャッチの重さでカチャンなんて音がするわけがない。
それでも気になったのでトイレを見に行くと。
ひっそりとキャッチが落ちていた。
あったー!
ぶどうさんの執着、恐るべしである。
あの時の音を立ててくれたのは、誰?(笑)
無事みつかってピアス入れに戻した時、改めて、使っていないものが多いなあと反省した。
強制断捨離が入るのはこりごりなので、しっかり使って、サヨナラしよう。
ピアスみたいな衛生品は誰かにあげられないから、捨てるしかない。
それにしても、マスクにヘッドホンにタートルネックにマフラー。
冬は特にピアスをする身には危険がいっぱいかも。
この大ぶりのピアスをするのは、春になってからかしら。(はよ使えや~)
すぐに使いもしないものを勢いで買って痛い目に遭った、懲りないぶどうであった。