こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
この秋初めて布団乾燥機を使いました。
ふんわり温かい布団で眠れました。
今日は金曜日です。
一週間お疲れ様でした。
週末に、少しずつ冬の支度をしませんか。
よい睡眠で毎日お元気にお過ごしくださいませ。
本日、食パンのお話です。
週末は食パンを焼くことにしているぶどうさん。
食パンさえあれば2、3日は食事の用意が楽になるし、あまれば平日のお昼ご飯にもなるから便利だ。
ところが最近1カ月ほどこの習慣をさぼっている。
このところ材料の値上げが激しいし、お財布と体のためお米の割合を増やすことにした。
それに、気温が高いといいパンが焼けない。
涼しくなって食べたくなったら焼けばいいのだし、とサボっていたら、あっという間に1か月。
時間は早いものである。
怠け者のぶどうさんのこと、食パンを作らないと決めたので、パンは・・・買いに行ったのである(オイオイ)
折角買うならと、パン屋さんでサンドイッチやハンバーガーなどの調理パンやデニッシュ系の菓子パンなど自分で作らなさそうなものを選び、食事1回分の量だけを購入した。
パン屋さんでのお買い物は、高くつく。
自家製食パン用の材料費の値上げが云々以上のものがある。
どこかでランチを食べたほうがいいのではないかというお値段だ。
とはいえ、自分では出せないお味を楽しめるし、いろんなものを楽しめることが素晴らしい。
たまには、パン屋さんを使うのも悪くない。(言い訳?)
パン屋さん以外でも、袋系メーカーのパンも楽しんだ。
買うのは、大抵菓子パンだ。
袋の裏を見てそのカロリーにびっくりするが、自分で作らないパンだし、面白そうという理由で買うのである。
でも決して食パンを買おうとは思わなかった。
なぜなら、作ればいいから。
菓子パンを買うよりは、食パンを買うほうがずっとリーズナブルだけど買う理由がない。
それなのに、先日ついうっかり、スーパーの売り出しで「本日の目玉」の食パンを買ってしまった。
安いものに弱いのである。
その食パンは、とあるタレントさんが「もうながいこと普段に食べている」といって、推していたもの。
そんなにおいしいのだろうか?
気になっていたそれが、超目玉で1斤116円。
116円といえば、袋菓子パンと同じくらいだし、パン屋でパン1個も買えない。
しかも食パンなら何回か食べられる。
本日の目玉だけあって、その日入荷されたであろうボックスで積まれたその食パンは、どんどん売れていく。
で、とうとう誘惑に負けてかごに入れてしまった。
新しいと思われる、その食パンは、ふわふわ。
かなり期待して食べたところ。
あまりおいしくなかった。
夫にも不評。
そのまま食べたのが失敗だったようだ。
ぶどうさんちは柔らかいパンは焼かずに食べるのが好きなので、それに合わなかっただけだろう。
その食パンがまずくて食べられないというわけではない。
お値段の割に頑張っていると思う。
今どき目玉品とはいえ100円台の食パンなんて、企業努力以外のなにものでもない。
材料費をかけたバカ高いパンはおいしいに決まっている。
限られた中で奮闘するパンメーカーには感謝である。
残った食パンを見ながら食後の後片付けをしていた時、ふと、両親のことを思い出した。
朝食は必ずパンをたべていた二人。
生協をとっているときは生協のパンを、やめてからは近所のスーパーで食パンを買っていた。
病院などで町の中心部に行ったときはパン屋さんの食パンの時もあったようだが、たいていが袋入りのパンだった。
帰省した時、数枚残った袋入りの食パンがいつもテーブルに載っていた。
おいしくない食パンを食べていたんだなあと、今更ながら申し訳なく思った。
帰省するときは一日がかりでパンを焼き、大きな紙袋2つ分くらい持って帰っていたぶどうさん。
帰省の前は本当にクタクタだったが、「パンのお土産が一番うれしい」と、手をたたいて喜んでいた母の姿を思い出す。
その時は、パンを買いに行かなくて済むからそう言っているのかな?と思っていた。
1週間後に食べてしまったかと聞くと、まだあるよ、という返事がしばしば返ってきていた。
パンは朝だけだったので、食べるのに時間がかかるならあんまり持ってこない方がいいのかなとさえ思っていた。
長年不思議に思っていた母の言葉が、今頃わかってきた。
たぶん・・袋入りのパンはおいしくなかったんだろう。
ぶどうさんは、古くなった手作りパンよりはましだろうと思っていたけど。
もっとこまめに作って、送ってあげればよかったなあと反省した。
久しぶりに我が家に登場した袋入り食パンは、あの言葉の謎を解き明かし元気だった両親のことを思い出させてくれた。
・・・買って、よかったかも。
たぶんリピートはしないし、食パンを食べたいなら自分で作ることにするけど。
いつまで食パン作ることになるんだろう(笑)
まだまだ若いし、食べてくれる人がいる間の、あと数十年は頑張るか。
それでも年をとったら・・おいしい袋パンを見つけて楽してもいいかも、ね。