こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

植物の成長著しい時期になりましたね。

 

連休中に新しい観葉植物を買いに行こうと思います。

 

みなさまも、おうちにグリーンはいかがですか。

 

本日話題のお話です。

 

 

集合住宅にすむぶどうさん。

 

同じ建物に住む方とたまたま共用設備で鉢合わせし、時間があったので少しお話をした。

 

お互い顔と名前は知っているが、通常挨拶くらいで、ほとんど話したことはない。

 

年齢が違うし、家族構成も違う。

 

お互い親近感がわくような間柄ではないので、立ち止まって話すほど親しいわけでもない。

 

こういう場合、話すと言っても、差しさわりのないものになる。

 

お天気とか、地域のイベントのこととか。

 

なにしろ共通項が全くないのだから。

 

もともとぶどうさんは生来のおしゃべり。

 

余計なことを言ってしまって大失敗したことは多々ある。

 

だからこの頃はちょっとだけ利口になって、極力自分からはしゃべらないようにはしている。

 

それというのも、大失敗の内容が変わってきたからだ。

 

昔の大失敗は、言わなくてもいい余計なことを言ったり、おせっかいをしたりということだった。

 

しかしこの頃のそれは、自分の情報をむやみに与えるということにかわった。

 

なぜそれが失敗かというと。

 

社会的変化なのか、それとも人間への信頼度の低下なのかはわからないが、人のことを聞き出して自分のことは一切しゃべらない人が多くなってきたと気が付いたからだ。

 

つまり聞くだけ聞いて、自分の情報は与えないということをする人が増えたのだ。

 

人間関係を結ぶには、先に自分から何か=情報などを与えるのが始まりであるし、それに対し相手が返すことで互いに理解しあえるようになるのだと思うのだけど・・・・。

 

相手の情報をききだして、自分に有益か無害かを探り値踏みするというのが、現代のやり方なのだろうか。

 

世知辛い世の中だなあと、昭和の女、ぶどうさんは思う。

 

少々抜けているぶどうさんはこの手の失敗が続いてしまったので、外で自分のことをしゃべるのは控えようと思うようになった。

 

話はもどるが、このご近所さんとは共通の話題はない。

 

ただ、以前互いに出身地のお話はしたことがある。

 

そこまで神経質になる必要はないけれど、話すことはあまりない。

 

そんな時、その方から

 

「お仕事はされているの?」

 

「ご趣味は?」

 

と聞かれた。

 

質問としては、あなたに興味がありますよ、ということなんだろう。

 

当たり障りのない質問といえばそうだが、よく考えるとそうでもない。

 

かなりパーソナルな質問をぶつけられたような気がする。

 

仕事はしていないし、趣味と言えるものもないぶどうさんとしては、答えにくい。

 

そして、なぜにこたえなければならないのか、なんだかわからなくなった。

 

その方も、ご自身のことは話さなかったから。

 

そういえば、若い頃はよく、こんなことを聞かれたものだ。

 

「お子さんは?」

 

今となっては、もうそれは聞かれない。

 

白髪まじりの50台なら、子育てが終わった人と思われているのだろうか。

 

辛いというより面倒くさい質問をされることがなくなり、ずいぶんと気楽になった。

 

けれどもう少しして、髪を染めることがなくなり、見た目もおばあさんになったら。

 

「お孫さんは?」

 

と聞かれるんだろうか。

 

子供がいなけりゃ、孫なんているわけない。

 

そうなると、やっぱり、子供がいないことからの説明になるのか・・・そこは省略して孫はいないと言えばいいのか。

 

きっと将来は今よりもう少し利口になるかもしれないから、省略ってところかな。

 

そうそう、50台のぶどうさんへの質問で多くなったのは親御さんは?だ。

 

他人の親への動向が気になるところなんだろうか。

 

他愛ないおしゃべりのつもりでも、話題によってはNGのものがある。

 

親しくない方とのおしゃべりでは、パーソナルスペースに入り込むような質問は極力しないようにしよう!と改めて気を付けることにしたぶどうであった。