こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

前日の雨で家に湿気がたまっています。

 

来週は雨が多そうです。

 

晴れているうちに、家じゅうカラッとさせておきましょう。

 

 

本日プレイバック2のお話です。

 

 

今年の秋に初めて発表会デビューするぶどうさん。

 

3月に曲を決め、1ヶ月ほど自分で譜読みして、4月からレッスンに入った。

 

4月の2回のレッスン内容は、これまで同様ハノン→ツェルニー→バッハ→曲であった。

 

この中で一番指導が入るのがツェルニーである。

 

始めて半年なので、基礎が全く足りないからだ。

 

なんと、レッスン連続3回同じことを言われ!9番を2ヶ月弾いている・・・。

 

一方、バッハは、フランス組曲5番を通して弾き、気になるところにチェックが入る。

 

こう書くと、あら楽ね~と思われるかもしれないが、無言でジッと聞かれるのは本当に恐怖である。

 

フランス組曲は繰り返しなしで弾くのではあるが、通すと結構時間がかかる。

 

(ひっかかって弾いてるからね・・・・・)

 

それもあってか、4月2回目レッスンでバッハはいったん休憩になった。

 

お師匠さんによれば「速度はたりないけど、それぞれの曲の雰囲気が出ているから上がり」らしい。

 

突然の終了宣言に驚いた。

 

というのも。次のバッハを考えていない。

 

それで、つい次はどうしましょう?と言ったところ、発表会の曲を細かくレッスンするための時間を確保するためお休みとのことだった。

 

ぶどうさん、バッハが大好き!ってわけではない。

 

聞くのは好きだが弾くのは難しいし、頭がこんがらがる。

 

うまく弾けたときは頭がスッキリするが、たいていはなんだか不満が残ったままになるので精神衛生上いいかどうかわからない。

 

それでもバッハを弾きたい!という動機がある。

 

ひとつが、お師匠さんの言葉。

 

バッハを弾いた方が練習になる、らしい。

 

それともう一つ。

 

バッハは、ピアノの音がきれいだ。

 

ああ、ピアノの音だと思える音が出る瞬間がいくつもあるのだ。

 

心の琴線に触れるとでもいうのだろうか。

 

50台のぶどうさんが目指すところは超絶技巧やら難解曲を弾きこなすことではなく、ピアノ本来の美しい音を出せるようになることだ。

 

出来ない女の負け惜しみとも言えるが・・・

 

その練習のためにバッハを弾きたいのである。

 

バッハの曲は、やさしいものから超難しいものまであるが、ある意味まんべんなくどのレベルでも弾ける曲があるのは素晴らしい。

 

やさしいと侮るなかれ。

 

簡単なものの、単純にみえる楽譜の、その一音を出すのが難しい。

 

あ、ぶどうさんだけかも?(汗)

 

ここは勝負の音だ!と思って、鍵盤を押し、微妙に外すのである・・・・あああ・・・・

 

バッハに限らずなのだけど、これは単に基礎力(度胸?)がないからで、その基礎力をつけるため日々奮闘しているのだが、なかなか、ねえ。

 

ハノンはヨレヨレ、ツェルニーは1曲に2ヶ月かけて、それでも指は独立してないしフォームがぐちゃぐちゃである。

 

だからバッハも頑張って弾かないと!と思うのである。

 

発表会の曲に専念するためしばらくバッハはないのか。

 

練習は楽にはなるけど、寂しい気持ちもする。

 

寂しいというより、ステップアップが遅れるくやしさだろうか?

 

そんなわけで、後日お師匠さんに、もう一度掛け合ってみた。

 

すると、発表会の曲が落ち着いたら、手持ちの平均律からやってみませんかとのお言葉を頂いた。

 

平均律・・・・

 

やりたくはなかったが、やっぱりこれか。

 

楽譜を取り出したところ、過去何曲か弾いていた。

 

それさえ全く記憶がないのに愕然としつつ、長いブランクを取り戻すためにもう一度やることにした。

 

まずは前のレベルに追いつかないと。

 

ツェルニー30番への後戻り&弾けない現実に立ち止まっていたが、バッハもプレイバックなのね。

 

後戻りはツェルニー先生だけにしたかったが、バッハ先生もう一度よろしくおねがいしますね。

 

平均律がいくつか進んだら、パルティータを弾いてみたい。

 

パルティータだと、まっさらさらの新しい楽譜だし!

 

古い楽譜をもう一度、でテンションがちょっと下がったが、小さな希望(野望?)を胸に楽譜サイトをのぞきにいこうと思っているぶどうであった。